(1) M=(acbd) とおく。与えられた対応から 2a+b=4,2c+d=2,−a+b=1,−c+d=−1. これを解くと a=1,b=2,c=1,d=0 だから M=(1120).
(2) P=(x,y)=(0,0) とすると Q=(x+2y,x) である。x=0 の場合に t=y/x とおくと (OPOQ)2=x2+y2(x+2y)2+x2=F(t):=t2+14t2+4t+2. 微分すると F′(t)=(t2+1)24(−t2+t+1). したがって臨界点は t−=21−5、t+=21+5 であり、F は t<t− で減少、t−<t<t+ で増加、t>t+ で減少する。臨界点では t2=t+1 なので F(t)=t+28t+6,F(t−)=3−5,F(t+)=3+5. また t→±∞limF(t)=4 はこの2値の間にある。x=0 のときも比の二乗は 4 である。よって取り得る範囲は 3−5≦(OPOQ)2≦3+5.
(3) An=(xn,yn) とおくと、(1)から xn+1=xn+2yn,yn+1=xn,(x0,y0)=(0,1). よって x1=2 であり、n≧1 では yn=xn−1 だから xn+1=xn+2xn−1. この漸化式の特性方程式は r2−r−2=0、すなわち (r−2)(r+1)=0 である。初期値 x0=0,x1=2 を用いて xn=32(2n−(−1)n). したがって n≧1 で yn=xn−1=31(2n+2(−1)n) となり、この式は n=0 でも y0=1 を与える。ゆえに An=(32(2n−(−1)n), 31(2n+2(−1)n)). n が奇数なら (−1)n=−1 なので yn=32n−2=2xn−1. 従ってすべての奇数添字の点 A1,A3,… は直線 y=2x−1 上にある。