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福井大学/2017年度

福井大学 2017年 数学 第1問解答・解説

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1問題

福井大学2017年度第1問

自然数 n に対して,x + 2y + 5z = 10n を満たす0以上の整数の組 (x, y, z) の総数を a_n とおく。以下の問いに答えよ。

(1) a_1,a_2 を求めよ。

(2) b_n = a_(n+1) − a_n とおくとき,b_n を n の式で表せ。

(3) 数列 {a_n} の一般項を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) a1=10, a2=29.(1)\space{}a_1=10,\space{}a_2=29.
    (2) bn=10n+9.(2)\space{}b_n=10n+9.
    (3) an=5n2+4n+1 (n≧1).(3)\space{}a_n=5n^2+4n+1\space{}(n\ge1).

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) n=1n=1 のとき、k=0,1,2k=0,1,2 の各項は 1,3,61,3,6 なので a1=1+3+6=10.\boxed{a_1=1+3+6=10}. n=2n=2 のとき、k=0,1,2,3,4k=0,1,2,3,4 の各項は 1,3,6,8,111,3,6,8,11 なので a2=1+3+6+8+11=29.\boxed{a_2=1+3+6+8+11=29}.

(2) 上の和で an+1a_{n+1} と ana_n の共通部分は k=0,1,…,2nk=0,1,\ldots,2n の項である。従って差は最後の2項となり、 bn=an+1−an=(⌊5(2n+1)2⌋+1)+(⌊5(2n+2)2⌋+1)=(5n+3)+(5n+6)=10n+9.\displaystyle \begin{aligned} b_n=a_{n+1}-a_n &=\left(\left\lfloor\frac{5(2n+1)}2\right\rfloor+1\right) +\left(\left\lfloor\frac{5(2n+2)}2\right\rfloor+1\right)\\ &=(5n+3)+(5n+6) =\boxed{10n+9}. \end{aligned}

(3) bk=ak+1−akb_k=a_{k+1}-a_k を k=1k=1 から n−1n-1 まで加えると an=a1+∑k=1n−1bk=10+∑k=1n−1(10k+9).\displaystyle a_n=a_1+\sum\limits _{k=1}^{n-1}b_k =10+\sum\limits _{k=1}^{n-1}(10k+9). よって an=10+10(n−1)n2+9(n−1)=5n2+4n+1(n≧1).\displaystyle \begin{aligned} a_n&=10+10\frac{(n-1)n}{2}+9(n-1)\\ &=\boxed{5n^2+4n+1}\qquad(n\ge1). \end{aligned}

この問題で使う考え方

  • 変数zの値ごとの場合分け
  • 整数部を含む和の端項差
  • 階差の和と等差数列の和

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