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福島県立医科大学/2019年度/前期

福島県立医科大学 2019年 数学 第1問解答・解説

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1問題

福島県立医科大学2019年度第1問

以下の各問いについて答えだけを書け。

(1) 座標平面上に放物線 y=x2y=x^{2} が与えられている。放物線上の点 (a,a2)(a,a^{2}) における接線と,点 (a+1,(a+1)2)(a+1,(a+1)^{2}) における接線の交点を PP とする。aa がすべての実数値をとって変化するとき,点 PP の軌跡を求めよ。

(2) AB=3, BC=4, ∠BAC=90∘AB=3,\ BC=4,\ \angle BAC=90^{\circ} である △ABC\triangle ABC があり,∠ABC\angle ABC の2等分線に CC から下ろした垂線の足を DD とする。△BCD\triangle BCD の面積を求めよ。

(3) ii を虚数単位とする。方程式 z3=2−2iz^{3}=2-2i を解け。

(4) 実数 xx についての関数の列 {fn(x)}\{f_{n}(x)\} が fn(x)=∑k=1nxkk−2∫01fn(t) dt(n=1,2,3,…)\displaystyle f_{n}(x)=\sum\limits _{k=1}^{n}\frac{x^{k}}{k}-2\int_{0}^{1}f_{n}(t)\,dt\qquad(n=1,2,3,\ldots) を満たしている。極限値 lim⁡n→∞fn(0)\displaystyle \lim\limits _{n\to\infty}f_{n}(0) を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) y=x2−14\displaystyle y=x^2-\frac14. (2) 7\sqrt7. (3) z=1+32−3−12i,1−32+1+32i,−1−i\displaystyle z=\frac{1+\sqrt3}{2}-\frac{\sqrt3-1}{2}i,\quad \frac{1-\sqrt3}{2}+\frac{1+\sqrt3}{2}i,\quad -1-i. (4) −23\displaystyle -\frac23.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 傾き2a2aと2(a+1)2(a+1)の接線を連立し交点は(x,y)=(a+12,a2+a)\displaystyle (x,y)=\left(a+\frac12,a^2+a\right)、よってy=x2−14\displaystyle y=x^2-\frac14。(2) AC=7AC=\sqrt7、半角からBD=14BD=\sqrt{14}, CD=2CD=\sqrt2、面積 7\sqrt7。(3) 2−2i=22cis⁡(−π4)\displaystyle 2-2i=2\sqrt2\operatorname{cis}(-\frac\pi4)よりz=2cis⁡(−π12+2kπ3),k=0,1,2\displaystyle z=\sqrt2\operatorname{cis}\left(-\frac\pi{12}+\frac{2k\pi}{3}\right),\quad k=0,1,2。(4) In=∫01fn(t) dt\displaystyle I_n=\int_0^1f_n(t)\,dtとすると積分式より3In=∑k=1n1k(k+1)=nn+1\displaystyle 3I_n=\sum\limits _{k=1}^n\frac1{k(k+1)}=\frac n{n+1}。x=0x=0ではfn(0)=−2Inf_n(0)=-2I_n、従って極限 −23\displaystyle -\frac23。

原文p.4の〔1〕(1)–(4)とp.1を視認。接線交点の軌跡y=x2−14\displaystyle y=x^2-\frac14。三角形面積 7\sqrt7。z3=2−2iz^3=2-2iの三根は絶対値 2\sqrt2、偏角 −π12+2kπ3\displaystyle -\frac\pi{12}+\frac{2k\pi}{3}。漸化式様の積分関数は両辺を積分し望遠和でIn=n3(n+1)\displaystyle I_n=\frac n{3(n+1)}、x=0x=0から極限 −23\displaystyle -\frac23。旧A187の全4答と一致。

この問題で使う考え方

  • 接線の連立
  • 直角三角形と半角公式
  • 極形式とド・モアブル
  • 望遠和

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