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岐阜大学/2007年度

岐阜大学 2007年 数学 第2問解答・解説

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1問題

岐阜大学2007年度第2問

片面が黒く塗りつぶされた4枚のカードがあり,もう一方の面には,1から4までの整数が1枚につき1つずつ重複なく書かれている。また,各面に1から4までの整数が1つずつ重複なく書かれた正四面体を1つ用意する。 最初に,カードに書かれた数の小さい順にカードを左から並べ,黒い面を上にしておく。次の試行を考える。 正四面体をサイコロのようにふり,底面に書かれている数がnのとき,左からn枚目のカードを裏返す。 以下の問に答えよ。ただし,正四面体の各面の出方は同様に確からしいとする。(配点比率 20%)

(1) この試行を4回繰り返したとき,すべてのカードの上面が黒である確率を求めよ。

(2) この試行を4回繰り返したとき,カードの上面に書かれた数の和の期待値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

最終状態が全て黒となる反転回数の偶奇パターンを数え,期待値はカードごとの奇数回反転指示変数に分けて計算する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 532.\displaystyle \frac5{32}.\quad(2) 7516.\displaystyle \frac{75}{16}.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

以下は、各回の試行が相互に独立し、各回に4枚のカードがそれぞれ確率1/41/4で選ばれるという追加モデルを仮定した条件付き解説である。この追加モデルの下では、4回の出方はすべて同様に確からしく、全部で44=2564^4=256通りである。

4044=532.\displaystyle \frac{40}{4^4}=\frac5{32}.

(2) カード ii(i=1,2,3,4i=1,2,3,4)について,そのカードが奇数回裏返されたとき Xi=1X_i=1,偶数回のとき Xi=0X_i=0 とする。カード ii が1回の試行で選ばれる確率は 14\displaystyle \frac14 である。4回のうち奇数回選ばれる確率は Pr⁡(Xi=1)=(41)(14)(34)3+(43)(14)3(34)=1532.\displaystyle \Pr(X_i=1)=\binom41\left(\frac14\right)\left(\frac34\right)^3 +\binom43\left(\frac14\right)^3\left(\frac34\right)=\frac{15}{32}. 奇数回裏返されたカードだけ数字の面が上を向くので,上面の数字の和を TT とすれば T=X1+2X2+3X3+4X4T=X_1+2X_2+3X_3+4X_4。期待値の加法性から E[T]=E[X1]+2E[X2]+3E[X3]+4E[X4]=1532(1+2+3+4)=7516.\displaystyle E[T]=E[X_1]+2E[X_2]+3E[X_3]+4E[X_4] =\frac{15}{32}(1+2+3+4)=\frac{75}{16}.

この問題で使う考え方

  • 積の法則
  • 組合せ
  • 確率の基本法則
  • 独立な試行
  • 期待値

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