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群馬大学/2012年度

群馬大学 2012年 数学 第1問解答・解説

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1問題

群馬大学2012年度第1問

a は定数で, 0 < a < 2, a≠1a \neq 1 とする. 2 曲線 y=axy = a^{x} , y=2xy = 2^{x} と直線 y = a で囲まれた図形の面積を求めよ.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 0<a<1
    (1-a+a ln a)/ln 2 + (a-1)/ln a - a
  • 1<a<2
    (a-1-a ln a)/ln 2 + a - (a-1)/ln a

3解答

解答を見る途中式つきの解答

曲線 y=axy=a^x と y=2xy=2^x の交点は P=(0,1)P=(0,1) である。また y=ay=a との交点は、それぞれ Q=(1,a)Q=(1,a) と R=(log⁡2a,a)R=(\log_2 a,a) である。0<a<10<a<1 なら log⁡2a<0<1\log_2 a<0<1、1<a<21<a<2 なら 0<log⁡2a<10<\log_2 a<1 となるので、交点の順に応じて面積を分ける。

0<a<10<a<1 のとき、RR から PP までは y=2xy=2^x と y=ay=a の間、PP から QQ までは y=axy=a^x と y=ay=a の間である。したがって S=∫log⁡2a0(2x−a) dx+∫01(ax−a) dx=1−aln⁡2+alog⁡2a+a−1ln⁡a−a=1−a+aln⁡aln⁡2+a−1ln⁡a−a.\displaystyle S=\int_{\log_2 a}^{0}(2^x-a)\,dx+\int_0^1(a^x-a)\,dx =\frac{1-a}{\ln 2}+a\log_2 a+\frac{a-1}{\ln a}-a =\frac{1-a+a\ln a}{\ln 2}+\frac{a-1}{\ln a}-a.

1<a<21<a<2 のとき、PP から RR までは y=2xy=2^x と y=axy=a^x の間、RR から QQ までは y=ay=a と y=axy=a^x の間である。よって S=∫0log⁡2a(2x−ax) dx+∫log⁡2a1(a−ax) dx=a−1ln⁡2+a(1−log⁡2a)−a−1ln⁡a=a−1−aln⁡aln⁡2+a−a−1ln⁡a.\displaystyle \begin{aligned} S&=\int_0^{\log_2 a}(2^x-a^x)\,dx+\int_{\log_2 a}^1(a-a^x)\,dx\\ &=\frac{a-1}{\ln 2}+a(1-\log_2 a)-\frac{a-1}{\ln a}\\ &=\frac{a-1-a\ln a}{\ln 2}+a-\frac{a-1}{\ln a}. \end{aligned} ここで ∫cx dx=cx/ln⁡c\displaystyle \int c^x\,dx=c^x/\ln c (c>0, c≠1c>0,\ c\ne1) を用いた。

この問題で使う考え方

  • 交点・境界の順序整理
  • 場合分け
  • 指数関数の積分

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