東京慈恵会医科大学/2015年度/前期
東京慈恵会医科大学 2015年 数学 第3問解答・解説
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1問題
を2以上の整数の定数とする。 平面上に定点 がある。 軸上の点 を通り 軸に平行な直線上で, をみたす点 を考える。 が 軸上を動くとき, の存在範囲を とする。このとき,次の問いに答えよ。問い(1)では にあてはまる適切な式を解答欄に記入せよ。 (1) は不等式 をみたす点 全体である。また, を 平面上に図示せよ( 平面は解答用紙にある)。 (2) 平面上で 座標と 座標がともに整数である点を格子点と呼ぶ。 に含まれる格子点の個数 を を用いて表せ。また, の値を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (オ)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 点 は 軸上にあり、 を通る水平線上に があるから、、 と書ける。したがって よって、与えられた条件は となる。この式は、条件を満たす が存在するための必要条件であるだけでなく、これを満たす に対して とおけば実際に条件を満たすので十分でもある。ゆえに、空欄(オ)には が入る。
では より 。この範囲では なので、元の不等式を平方して と同値に変形できる。したがって、境界は における であり、その上下の弧で囲まれた内部を含む。境界は座標軸対称で、軸との交点は 、 である。解答用紙には、この4点を通る左右・上下対称な境界を描き、内部を塗ればよい。

薄く塗った部分が であり、実線の境界も含む。
(2) 格子点では は整数である。条件から 、すなわち である。 は整数なので、整数 は に限られる。この範囲の各 について数える。
まず のとき、 であるから、該当する整数 は 個。
次に ()とする。このとき より 。したがって を満たす整数 は と同値であり、その個数は 個である。これは と のそれぞれに同じ個数ある。
以上より、重複なく全ての整数 を数えると ここで と置き換えた。また、 は、等差数列の和として計算した。
したがって 最後は分子・分母を で割ればよい。検算として、 では に3点、 に各1点の計5点となり、公式 も5を与える。
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