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香川大学/2019年度/前期

香川大学 2019年 数学 第3問解答・解説

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1問題

香川大学2019年度第3問

a,ba,b を実数とする。直線 y=ax+by=ax+b と楕円 x29+y24=1\displaystyle \frac{x^{2}}{9}+\frac{y^{2}}{4}=1 が, yy 座標が正の相異なる2点で交わるとする。このような点 (a,b)(a,b) 全体からなる領域 DD を abab 平面上に図示せよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • D
    {(a,b)∈R2:3∣a∣<b<4+9a2}\left\{(a,b)\in\mathbb{R}^2:3|a|<b<\sqrt{4+9a^2}\right\}
  • 境界
    両境界は含まない。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

直線 y=ax+by=ax+b を楕円 x2/9+y2/4=1x^2/9+y^2/4=1 に代入すると、(4+9a2)x2+18abx+9b2−36=0.(4+9a^2)x^2+18abx+9b^2-36=0.D=4+9a2>0D=4+9a^2>0 とおく。判別式は 144(D−b2)144(D-b^2) だから、相異なる2交点をもつ条件は b2<Db^2<D である。2交点の xx 座標を x1,x2x_1,x_2 とすると、解と係数の関係より x1+x2=−18ab/Dx_1+x_2=-18ab/D、x1x2=9(b2−4)/Dx_1x_2=9(b^2-4)/D。対応する yy 座標を yi=axi+by_i=ax_i+b とおけば、y1+y2=a(x1+x2)+2b=8bD,y1y2=a2x1x2+ab(x1+x2)+b2=4(b2−9a2)D.\displaystyle y_1+y_2=a(x_1+x_2)+2b=\frac{8b}{D},\qquad y_1y_2=a^2x_1x_2+ab(x_1+x_2)+b^2=\frac{4(b^2-9a^2)}{D}.実数 y1,y2y_1,y_2 がともに正であるための必要十分条件は、和と積がともに正であること。和が正である条件は b>0b>0、積が正である条件は b2>9a2b^2>9a^2 である。この2条件は合わせて b>3∣a∣b>3|a| と書ける。これと相異なる2交点の条件 b2<Db^2<D を合わせると、求める領域は 3∣a∣<b<4+9a2.\boxed{3|a|<b<\sqrt{4+9a^2}}.両境界は含まない。下側境界では交点の一方の yy 座標が0となり、上側境界では直線が楕円に接して相異なる2交点でなくなる。

この問題で使う考え方

  • 直線の代入
  • 判別式による相異なる交点判定
  • 解と係数の関係
  • y座標の和・積で正値条件を判定

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