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香川大学/2019年度/前期

香川大学 2019年 数学 第4問解答・解説

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1問題

香川大学2019年度第4問

四面体 ABCDABCD の辺 AB,AC,BD,CDAB, AC, BD, CD 上にそれぞれ点 P,Q,R,SP,Q,R,S をとる。ただし P,Q,R,SP,Q,R,S のどの点も四面体 ABCDABCD の頂点とは異なるものとする。4点 P,Q,R,SP,Q,R,S が同一平面上にあるとき,APPB⋅BRRD=AQQC⋅CSSD\displaystyle \frac{\mathrm{AP}}{\mathrm{PB}}\cdot\frac{\mathrm{BR}}{\mathrm{RD}}=\frac{\mathrm{AQ}}{\mathrm{QC}}\cdot\frac{\mathrm{CS}}{\mathrm{SD}}が成り立つことを示せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

四面体の辺上の4点 4点 P,Q,R,SP,Q,R,S を含む平面を π\pi とする。この平面は四面体のどの頂点も通らない。 実際、もし AA が平面上にあれば、A,PA,P を通る直線 ABAB が平面に含まれるので BB も平面上にある。同様に A,QA,Q から CC、B,RB,R から DD も平面上となり、四面体であることに反する。他の頂点についても辺を順にたどれば同じ矛盾を得る。

P,QP,Q はそれぞれ辺 AB,ACAB,AC の内点なので、AA と B,CB,C は平面 π\pi の反対側にある。また R,SR,S は辺 BD,CDBD,CD の内点だから、DD は B,CB,C と反対側にある。従って A,DA,D が同じ側、B,CB,C がもう一方の側にある。

各頂点から平面への距離を正の数 hA,hB,hC,hDh_A,h_B,h_C,h_D とする。辺の両端から平面へ垂線を下ろすと、その辺と平面の交点を共有する2つの直角三角形は相似である。従って線分の比は高さの比に等しい。辺が平面に垂直な場合も、各線分の長さ自体が高さなので同じ式となる。 具体的には、辺 ABAB と平面 π\pi のなす角を θ\theta とすると hA=APsin⁡θh_A=AP\sin\theta、hB=PBsin⁡θh_B=PB\sin\theta である。これは θ=π/2\theta=\pi/2 の場合も成立する。他の3辺も同様である。 これを4辺に適用すると、 APPB=hAhB,BRRD=hBhD,AQQC=hAhC,CSSD=hChD.\displaystyle \frac{AP}{PB}=\frac{h_A}{h_B},\qquad \frac{BR}{RD}=\frac{h_B}{h_D},\qquad \frac{AQ}{QC}=\frac{h_A}{h_C},\qquad \frac{CS}{SD}=\frac{h_C}{h_D}. よって両辺とも hA/hDh_A/h_D に等しいことから、 APPBBRRD=AQQCCSSD.\displaystyle \boxed{\frac{AP}{PB}\frac{BR}{RD}=\frac{AQ}{QC}\frac{CS}{SD}}.

この問題で使う考え方

  • 直角三角形の相似
  • 平面への距離

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