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京都大学/2019年度

京都大学 2019年 数学 第5問解答・解説

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1問題

京都大学2019年度第5問配点 30点

半径1の球面上の5点 A, B₁, B₂, B₃, B₄ は,正方形 B₁B₂B₃B₄ を底面とする四角錐をなしている。この5点が球面上を動くとき,四角錐 AB₁B₂B₃B₄ の体積の最大値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 6481\displaystyle \frac{64}{81}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

球の中心を原点とし、底面の平面をz=tz=tとする。x=∣t∣(0≦x≦1)x=|t|\quad(0\le x\le1)とおく。球と底面の平面との交円の半径は r=1−t2=1−x2r=\sqrt{1-t^2}=\sqrt{1-x^2} である。正方形の対角線はこの円の直径だから、底面積は S=(2r)22=2(1−x2)\displaystyle S=\frac{(2r)^2}{2}=2(1-x^2)

頂点AAのzz座標は−1-1以上11以下であるので、底面からの高さhhは h≦1+∣t∣=1+x.h\le1+|t|=1+x. この上限は、AAを平面の反対側の極に置けば達成する。 V=13Sh≦23(1−x2)(1+x).\displaystyle V=\frac13Sh\le\frac23(1-x^2)(1+x). (1−x2)(1+x)=1+x−x2−x3=3227−(x−13)2(x+53)≦3227,\displaystyle (1-x^2)(1+x)=1+x-x^2-x^3=\frac{32}{27}-\left(x-\frac13\right)^2\left(x+\frac53\right)\le\frac{32}{27}, ここでx+53>0\displaystyle x+\frac53>0であり、等号はx=13\displaystyle x=\frac13のとき。

実際、z=13\displaystyle z=\frac13の平面上の交円に正方形を内接させ、AAを(0,0,−1)(0,0,-1)に取ると、 S=2(1−19)=169,h=43となる。\displaystyle S=2\left(1-\frac19\right)=\frac{16}{9},\qquad h=\frac43\text{となる。} したがって最大体積は 13⋅169⋅43=6481.\displaystyle \frac13\cdot\frac{16}{9}\cdot\frac43=\boxed{\frac{64}{81}}.

この問題で使う考え方

  • 空間図形の計量
  • 空間図形の性質
  • 等式・不等式の証明

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