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鹿児島大学/2010年度/前期

鹿児島大学 2010年 数学 第4問解答・解説

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1問題

鹿児島大学2010年度第4問

aa を0以上の実数とし、x>−1x>-1 で定義された関数 f(x)=2x2+(1−a2)log⁡(x+1)f(x)=2x^2+(1-a^2)\log(x+1) について、次の各問いに答えよ。

(1) 方程式 f′(x)=0f'(x)=0 が x>−1x>-1 で異なる2つの実数解をもつような定数 aa の値の範囲を求めよ。

(2) aa が(1)で求めた範囲にあるとき、関数 f(x)f(x) の増減を調べ、極値を求めよ。

(3) aa が(1)で求めた範囲にあるとき、関数 f(x)f(x) の極小値は 1−2log⁡22\displaystyle \frac{1-2\log2}{2} より大きいことを証明せよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

解説

導関数を通分すると分子が (2x+1)2−a2(2x+1)^2-a^2 と因数分解できます。二つの根は (−1−a)/2(-1-a)/2 と (−1+a)/2(-1+a)/2 です。aa は非負であり、前者が定義域 x>−1x>-1 に入るには a<1a<1、異なる根となるには a>0a>0 が必要です。

分母は定義域で正なので、分子の符号変化は +,−,++,-,+ です。左の根が極大点、右の根が極小点となります。

最後は極小点の関数値を aa の関数 M(a)M(a) と見て微分します。微分では、二乗項の微分 −(1−a)-(1-a) と対数項の積の微分に現れる (1−a)(1-a) が打ち消し合い、M′(a)=−2alog⁡((1+a)/2)>0M'(a)=-2a\log((1+a)/2)>0 が残ります。よって a>0a>0 の極小値は a=0a=0 への極限値より厳密に大きく、指定された境界値を上回ります。

この問題で使う考え方

  • 導関数の因数分解
  • 増減の判定
  • 極値の関数値の微分

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