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鹿児島大学/2011年度/前期

鹿児島大学 2011年 数学 第1問解答・解説

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1問題

鹿児島大学2011年度第1問

次の各問いに答えよ。

(1) 0<a<10<a<1 とする。次の不等式を解け。log⁡a(2x−1)+log⁡a(x−1)≦0\log_{a}(2x-1)+\log_{a}(x-1)\leq0

(2) (2x−y+z)8(2x-y+z)^{8} の展開式における x2y3z3x^{2}y^{3}z^{3} の係数を求めよ。

(3) 三角形の3辺の長さ a,b,ca,b,c の比が a:b:c=7:6:5a:b:c=7:6:5 であり,面積が 12612\sqrt{6} のとき,aa の値を求めよ。

(4) mm と nn を正の整数とする。nn を mm で割ると7余り,n+13n+13 は mm で割り切れるとき,mm の値をすべて求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) x≧32\displaystyle x\ge\frac32。 (2) −2240-2240。 (3) a=72a=7\sqrt2。 (4) m=10,20m=10,20。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 定義域は 2x−1>02x-1>0 かつ x−1>0x-1>0、すなわち x>1x>1。対数の和をまとめると log⁡a((2x−1)(x−1))≦0.\log_a\bigl((2x-1)(x-1)\bigr)\le0. 0<a<10<a<1 では log⁡au≦0\log_a u\le0 と u≧1u\ge1 は同値だから (2x−1)(x−1)≧1すなわち2x2−3x≧0すなわちx(2x−3)≧0.(2x-1)(x-1)\ge1\quad\text{すなわち}\quad 2x^2-3x\ge0\quad\text{すなわち}\quad x(2x-3)\ge0. 定義域 x>1x>1 のもとでは解は x≧32\displaystyle x\ge\frac32。

(2) 多項定理の係数は 8!2!3!3! 22(−1)3=−2240.\displaystyle \frac{8!}{2!3!3!}\,2^2(-1)^3=-2240.

(3) a=7k,b=6k,c=5ka=7k,b=6k,c=5k(k>0k>0)とおくと半周長は 9k9k。ヘロンの公式から (126)2=(9k)(2k)(3k)(4k)=216k4.(12\sqrt6)^2=(9k)(2k)(3k)(4k)=216k^4. したがって k2=2k^2=2、k=2k=\sqrt2(長さなので正)であり、a=72a=7\sqrt2。

(4) nn を mm で割った商を qq とすると n=qm+7n=qm+7。余りは除数より小さいので m>7m>7。また n+13=qm+20n+13=qm+20 が mm で割り切れることから m∣20m\mid20。20の正の約数で7より大きいものは10,20のみである。両者とも実現し、例えば n=m+7n=m+7 とすれば条件を満たす。よって m=10,20m=10,20。

この問題で使う考え方

  • 対数の性質
  • 多項定理
  • ヘロンの公式
  • 整数の余り

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