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鹿児島大学/2021年度/前期

鹿児島大学 2021年 数学 第2問解答・解説

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1問題

鹿児島大学2021年度第2問

0<a<10<a<1 とする。このとき,次の関数 f(x)f(x) を考える。f(x)=x3+3(log⁡14a+log⁡184)x2−4(log⁡14a)x−4(log⁡14a)3.\displaystyle \begin{aligned}f(x)={}&x^{3}+3\left(\log_{\frac14}\sqrt{a}+\log_{\frac18}4\right)x^{2}\\&-4\left(\log_{\frac14}a\right)x-4\left(\log_{\frac14}\sqrt{a}\right)^{3}.\end{aligned}

(1) b=log⁡14a\displaystyle b=\log_{\frac14}a とおく。関数 f(x)f(x) を,対数が現れない形で,bb を用いて表せ。

(2) f′(x)=0f'(x)=0 となる xx を求めよ。

(3) f(x)f(x) の極大値が 92\displaystyle \dfrac{9}{2} であるとする。このとき,aa の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)f(x)=x3+(3b2−2)x2−4bx−b32/\displaystyle (1)\quad f(x)=x^3+\left(\frac{3b}{2}-2\right)x^2-4bx-\frac{b^3}{2}\quad /
    (2)x=−b, 43/\displaystyle (2)\quad x=-b,\space{}\frac43\quad /
    (3)a=18\displaystyle (3)\quad a=\frac18

3解答

解答を見る途中式つきの解答

0<a<10<a<1 であり、b=log⁡14a\displaystyle b=\log_{\frac14}a とおく。底 14\displaystyle \frac14 は 11 より小さいので対数関数は減少し、a<1a<1 から b>0b>0 である。

(1) 対数の性質より、log⁡14a=12log⁡14a=b2\displaystyle \log_{\frac14}\sqrt a=\frac12\log_{\frac14}a=\frac b2。また、(18)−23=4\displaystyle \left(\frac18\right)^{-\frac23}=4 より log⁡184=−23\displaystyle \log_{\frac18}4=-\frac23 である。したがってf(x)=x3+3(b2−23)x2−4bx−4(b2)3=x3+(3b2−2)x2−4bx−b32.\displaystyle \begin{aligned}f(x)&=x^3+3\left(\frac b2-\frac23\right)x^2-4bx-4\left(\frac b2\right)^3\\&=x^3+\left(\frac{3b}{2}-2\right)x^2-4bx-\frac{b^3}{2}.\end{aligned}

(2) この式を微分するとf′(x)=3x2+(3b−4)x−4b=(x+b)(3x−4).f'(x)=3x^2+(3b-4)x-4b=(x+b)(3x-4). よって f′(x)=0f'(x)=0 となるのは x=−b, 43\displaystyle x=-b,\ \frac43 である。

(3) b>0b>0 なので −b<43\displaystyle -b<\frac43。導関数 (x+b)(3x−4)(x+b)(3x-4) は、x<−bx<-b で正、−b<x<43\displaystyle -b<x<\frac43 で負、x>43\displaystyle x>\frac43 で正である。したがって x=−bx=-b で極大となる。f(−b)=−b3+(3b2−2)b2+4b2−b32=2b2.\displaystyle \begin{aligned}f(-b)&=-b^3+\left(\frac{3b}{2}-2\right)b^2+4b^2-\frac{b^3}{2}\\&=2b^2.\end{aligned} 極大値が 92\displaystyle \frac92 だから 2b2=92\displaystyle 2b^2=\frac92。b>0b>0 より b=32\displaystyle b=\frac32 である。ゆえにa=(14)b=(14)32=18.\displaystyle a=\left(\frac14\right)^b=\left(\frac14\right)^{\frac32}=\frac18.

この問題で使う考え方

  • 対数とその性質
  • 有理数指数と指数法則
  • 多項式の導関数
  • 極大・極小

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