(1) 楕円の中心は (1−aa,0) であり、横方向と縦方向の半径はそれぞれ c=1−aa,b=1−aa2(1+a)=a1−a1+a である。したがって、楕円の上半分の方程式は y=b1−(cx−c)2(0≦x≦2c) となる。u=cx−c と置換すると、積分範囲は −1≦u≦1 だから、 S1(a)=2∫02cb1−(cx−c)2dx=2bc∫−111−u2du=2bc⋅2π=πbc. ここで積分は半径1の上半円の面積である。よって S1(a)=π1−aa⋅a1−a1+a=(1−a)3/2πa21+a.
(2) P=(a,a+a2) とおく。a−1−aa=−1−aa2 より、 (1−aa)2(a−1−aa)2+1−aa2(1+a)(a+a2)2=a2+(1−a2)=1 となるので、P は Ca 上にある。曲線の式を x で微分すると (1−aa)22(x−1−aa)+1−aa2(1+a)2ydxdy=0. これに P を代入すると −2(1−a)+a2(1−a)dxdy=0,∴dxdyP=a. したがって、P における接線は y−(a+a2)=a(x−a), すなわち la:y=ax+a である。
(3) 直線 la は x 軸と (−1,0) で交わる。c=1−aa とすると、直線 x=c と la の交点は (c,ac+a)=(c,c) であり、同じ直線と x 軸との交点は (c,0) である。よって三角形の底辺の長さは c+1=1−a1、高さは c=1−aa だから、 S2(a)=21(c+1)c=2(1−a)2a. したがって S(a)=S1(a)S2(a)=2πa(1−a)(1+a)1=2πa2(1−a2)1. ここで t=a2 とおくと 0<t<1 であり、 a2(1−a2)=t(1−t)=41−(t−21)2≦41. 等号は t=21、すなわち a=21 のときに成立する。この値は範囲 0<a<1 に含まれるので、 0<a<1minS(a)=2π1/41=π1 である。