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金沢医科大学/2023年度/1日目

金沢医科大学 2023年 1日目 数学 第4問解答・解説

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1問題

金沢医科大学2023年度第4問

関数 f(x)=xx4+1  (x≧0)\displaystyle f(x)=\dfrac{x}{\sqrt{x^4+1}}\;(x\geq0) は x=いx=\boxed{\text{い}} のとき,極大値 うえ\displaystyle \dfrac{\sqrt{\boxed{\text{う}}}}{\boxed{\text{え}}} をとる。また,曲線 y=f(x)y=f(x) 上の x=かおx=\sqrt[\boxed{\text{お}}]{\boxed{\text{か}}} における点は変曲点である。ここで,この変曲点における接線が xx 軸および yy 軸と交わる点をそれぞれ A,BA,B とする。原点を OO とするとき,△OAB\triangle OAB の面積は きくけこさし\displaystyle \dfrac{\boxed{\text{きく}}\sqrt{\boxed{\text{けこ}}}}{\boxed{\text{さし}}} である。

次に,aa を正の定数とする。方程式 x4+1=ax\sqrt{x^4+1}=ax は a>すa>\sqrt{\boxed{\text{す}}} のとき,異なる せ\boxed{\text{せ}} 個の実数解をもつ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

導関数と二階導関数で極大・変曲点を調べ、変曲点の接線切片から三角形の面積を計算した。最後はxの符号を先に確認してからx²に置換し、二次方程式の正の根を数えた。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • xmax⁡=1,fmax⁡=22,xinf=54,[OAB]=253072,a>2\displaystyle x_{\max}=1,\quad f_{\max}=\frac{\sqrt2}{2},\quad x_{\mathrm{inf}}=\sqrt[4]{5},\quad [OAB]=\frac{25\sqrt{30}}{72},\quad a>\sqrt2 のとき実数解は2個

4解答

解答を見る途中式つきの解答

f(x)=x(x4+1)−1/2,f′(x)=1−x4(x4+1)3/2.\displaystyle f(x)=x(x^4+1)^{-1/2},\qquad f'(x)=\frac{1-x^4}{(x^4+1)^{3/2}}. x≧0x\ge0 で f′(x)>0f'(x)>0 は 0≦x<10\le x<1、f′(x)<0f'(x)<0 は x>1x>1 である。したがって x=1x=1 で極大値 f(1)=12=22\displaystyle f(1)=\frac1{\sqrt2}=\frac{\sqrt2}{2} をとる。よって い=1,う=2,え=2\text{い}=1,\text{う}=2,\text{え}=2。

さらに微分すると f′′(x)=2x3(x4−5)(x4+1)5/2.\displaystyle f''(x)=\frac{2x^3(x^4-5)}{(x^4+1)^{5/2}}. x>0x>0 では分母と 2x32x^3 は正なので、f′′f'' の符号は x4−5x^4-5 の符号で変わる。よって変曲点の xx 座標は x0=54x_0=\sqrt[4]{5}。従って お=4,か=5\text{お}=4,\text{か}=5。

r=54r=\sqrt[4]{5} とおくと、変曲点での座標と接線の傾きは (r,r6),m=f′(r)=1−563/2=−236.\displaystyle \left(r,\frac r{\sqrt6}\right),\qquad m=f'(r)=\frac{1-5}{6^{3/2}}=-\frac2{3\sqrt6}. 接線を y−r6=−236(x−r)\displaystyle y-\frac r{\sqrt6}= -\frac2{3\sqrt6}(x-r) とする。xx 軸との交点 AA の xx 座標は 5r/25r/2、yy 軸との交点 BB の yy 座標は 5r/(36)5r/(3\sqrt6)。両切片は正なので [OAB]=12⋅5r2⋅5r36=255126=253072.\displaystyle [OAB]=\frac12\cdot\frac{5r}{2}\cdot\frac{5r}{3\sqrt6} =\frac{25\sqrt5}{12\sqrt6} =\frac{25\sqrt{30}}{72}. したがって きく=25,けこ=30,さし=72\text{きく}=25,\text{けこ}=30,\text{さし}=72。

次に x4+1=ax\sqrt{x^4+1}=ax を考える。左辺は正、a>0a>0 だから解は必ず x>0x>0。両辺を平方して u=x2>0u=x^2>0 とおけば u2−a2u+1=0.u^2-a^2u+1=0. この二次方程式の判別式は a4−4a^4-4。a>2a>\sqrt2 なら判別式は正で異なる2実根をもち、根の和 a2>0a^2>0、積1より両根とも正である。それぞれから正の x=ux=\sqrt{u} が1つずつ得られ、元の式も満たす。したがって異なる実数解は2個で、す=2,せ=2\text{す}=2,\text{せ}=2。

検算として、x=1x=1 では f′(1)=0f'(1)=0、また x=54x=\sqrt[4]{5} では f′′f'' の符号が負から正へ変わる。二次方程式の正の根は積1で互いに異なり、いずれも元の式で許される正のxに対応する。

この問題で使う考え方

  • 合成関数の微分
  • 第二次導関数
  • 凹凸と変曲点
  • 曲線の接線
  • 三角比による面積
  • 二次方程式の判別式

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