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金沢大学/2006年度

金沢大学 2006年 数学 第2問解答・解説

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1問題

金沢大学2006年度第2問

xy平面上の円 C: x^2+y^2=3 上に2点 A(0, √3), B(0, -√3)がある。点 P(0, √2)を通る直線と円 C の交点を Q, R とする。ただし、点 R は第1象限にあり、∠APR=θ (0<θ<π/2)とする。このとき、次の問いに答えよ。

(1) 原点 O から線分 QR へ垂線をひき QR との交点を S とする。線分 OS, QR の長さをそれぞれ θ を用いて表せ。

(2) △AQB と △ABR の面積をそれぞれ T_1, T_2 とする。T_1=√3 QP sinθ, T_2=√3 PR sinθ が成り立つことを示し、四角形 AQBR の面積 S(θ)を求めよ。

(3) (2)の S(θ)に対して、2√3<S(θ)を満たす θ の値の範囲を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

(1) s=sin⁡θ,c=cos⁡θs=\sin\theta,c=\cos\theta とする。直線 QRQR 上の点を (ts,2+tc)(ts,\sqrt2+tc) と表すと,円との交点条件は t2+22ct−1=0t^2+2\sqrt2ct-1=0。 二根は tR=−2c+1+2c2>0t_R=-\sqrt2c+\sqrt{1+2c^2}>0 と tQ=−2c−1+2c2<0t_Q=-\sqrt2c-\sqrt{1+2c^2}<0。 原点からの距離の二乗は t2+22ct+2t^2+2\sqrt2ct+2 であり,最小になる tS=−2ct_S=-\sqrt2c は二根の間にある。従って OS=2s,QR=tR−tQ=21+2c2.OS=\sqrt2s,\qquad QR=t_R-t_Q=2\sqrt{1+2c^2}. (2) 底辺 AB=23AB=2\sqrt3。Q,RQ,R の ABAB からの距離はそれぞれ QPsin⁡θ,PRsin⁡θQP\sin\theta,PR\sin\theta なので,指定された両面積公式が得られる。 Q,RQ,R は ABAB の反対側にあるから S(θ)=T1+T2=3sin⁡θ QR=23sin⁡θ1+2cos⁡2θ.S(\theta)=T_1+T_2=\sqrt3\sin\theta\,QR=2\sqrt3\sin\theta\sqrt{1+2\cos^2\theta}. (3) 両辺正なので平方できる。0<x=sin⁡2θ<10<x=\sin^2\theta<1 とおけば 23<S(θ)すなわち1<x(3−2x)すなわち(2x−1)(x−1)<0すなわち1/2<x<1.2\sqrt3<S(\theta)\quad\text{すなわち}\quad1<x(3-2x)\quad\text{すなわち}\quad(2x-1)(x-1)<0\quad\text{すなわち}\quad1/2<x<1. 従って π/4<θ<π/2\pi/4<\theta<\pi/2。

この問題で使う考え方

  • 直線の方程式
  • 円の方程式
  • 座標による距離
  • 三角比と相互関係
  • 三角比による面積
  • 二次不等式とグラフ

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