広島大学/2004年度/前期
広島大学 2004年 数学 第1問解答・解説
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1問題
複素数平面上で不等式 を満たす点 が描く図形を とする。
(1) を図示せよ。
(2) 点 が 上を動くものとする。 とするとき, の値のとりうる範囲を求めよ。
(3) の面積を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
絶対値の距離表示を座標化して円と半平面を特定し、円弓形の境界・傾き・面積を求める。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
とおく。絶対値は非負なので、各不等式を両辺平方しても同値である。まず を整理すると を得る。したがって第1の不等式は、中心 、半径 の円の内部および周を表す。次に を整理すると となる。よって、 は次の二つの不等式を満たす点 全体である。 すなわち中心 、半径 の円を直線 で切り、右側を含む円弧と線分で囲んだ部分を図示すればよい。弦の端点は , 、右端は である。
上では であり、 だから が定義される。円の条件から なので 最後の式は で右辺の各分数項が とともに減少することを用いた。従って 。さらに は の全てで に属し、そのとき はこの区間の全ての値をとる。よって範囲は である。
面積は半径 の円の、弦 の右側の弓形の面積である。中心から弦までの距離は 、弦の半分の長さは なので、中心角は である。扇形の面積は であり、中心と弦の両端を結ぶ三角形の面積は したがって
この問題で使う考え方
- 三角比による面積
- 三角比と相互関係
- 座標による距離
- 円の方程式
- 不等式の表す領域
- 複素数平面
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