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筑波大学/2020年度

筑波大学 2020年 数学 第6問解答・解説

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1問題

筑波大学2020年度第6問

iは虚数単位とする。複素数zに対して,その共役複素数を zˉ\bar{z} で表す。複素数平面上で,次の等式を満たす点zの全体が表す図形をCとする。

zzˉ+(1+3i)z+(1−3i)zˉ+9=0z \bar {z} + (1 + 3 i) z + (1 - 3 i) \bar {z} + 9 = 0

以下の問いに答えよ。

(1) 図形 C を複素数平面上に描け。

(2) 複素数 w に対して, α=w+w‾−1\alpha = w + \overline{w} - 1 , β=w+w‾+1\beta = w + \overline{w} + 1 とする。w, α\alpha , β\beta が表す複素数平面上の点をそれぞれ P, A, B とする。点 P は C 上を動くとする。△PAB の面積が最大となる複素数 w, およびそのときの △PAB の外接円の中心と半径を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

(1) z=x+iyz=x+iy とおくと zzˉ=x2+y2,(1+3i)z+(1−3i)zˉ=2x−6y.z\bar z=x^2+y^2,\qquad (1+3i)z+(1-3i)\bar z=2x-6y. したがって与式は x2+y2+2x−6y+9=0すなわち (x+1)2+(y−3)2=1.x^2+y^2+2x-6y+9=0 \text{すなわち } (x+1)^2+(y-3)^2=1. よって CC は複素数平面上で中心 −1+3i-1+3i、半径 11 の円である。

(2) w=u+ivw=u+iv とおくと A=(2u−1,0)A=(2u-1,0)、B=(2u+1,0)B=(2u+1,0) なので AB=2AB=2。点 P=(u,v)P=(u,v) から実軸への距離は ∣v∣|v| であり、 [△PAB]=12⋅2⋅∣v∣=∣v∣.\displaystyle [\triangle PAB]=\frac12\cdot 2\cdot |v|=|v|. PP は円 CC 上にあるので (u+1)2+(v−3)2=1(u+1)^2+(v-3)^2=1、したがって 2≦v≦42\le v\le4。面積が最大となるのは v=4v=4 のときで、このとき u=−1u=-1、ゆえに w=−1+4iw=-1+4i である。最大面積は 44。

このとき A=(−3,0)A=(-3,0)、B=(−1,0)B=(-1,0)、P=(−1,4)P=(-1,4) で、AB⊥BPAB\perp BP。直角三角形の外接円の中心は斜辺 APAP の中点だから (−3+(−1)2,0+42)=(−2,2).\displaystyle \left(\frac{-3+(-1)}2,\frac{0+4}2\right)=(-2,2). また AP=(2)2+42=25AP=\sqrt{(2)^2+4^2}=2\sqrt5 より外接円の半径は 5\sqrt5。

この問題で使う考え方

  • 複素数平面
  • 円の方程式
  • 座標による距離
  • 三角比による面積

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