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筑波大学/2020年度

筑波大学 2020年 数学 第5問解答・解説

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1問題

筑波大学2020年度第5問

数列 {an}\{a_{n}\} が

a1=c1+c,an+1=12−an(n=1,2,3,… )\displaystyle a _ {1} = \frac {c}{1 + c}, a _ {n + 1} = \frac {1}{2 - a _ {n}} (n = 1, 2, 3, \dots)

を満たすとする。ただし, c は正の実数である。

(1) a2a_{2} , a3a_{3} を求めよ。

(2) 数列 {an}\{a_{n}\} の一般項 ana_{n} を求めよ。

(3) ∑n=1∞(an+1an−1)\displaystyle \sum\limits _{n=1}^{\infty}\left(\frac{a_{n+1}}{a_{n}}-1\right) を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

数学確認 (1) 漸化式から a2=c+1c+2,a3=c+2c+3.\displaystyle a_2=\frac{c+1}{c+2},\qquad a_3=\frac{c+2}{c+3}.

(2) a1=c/(c+1)a_1=c/(c+1)。an=(n+c−1)/(n+c)a_n=(n+c-1)/(n+c) と仮定すると an+1=12−an=n+cn+c+1.\displaystyle a_{n+1}=\frac1{2-a_n}=\frac{n+c}{n+c+1}. 従って帰納法で an=(n+c−1)/(n+c)a_n=(n+c-1)/(n+c)。c>0,n≧1c>0,n\ge1 より 0<an<10<a_n<1 なので漸化式および比に現れる分母は0にならない。

(3) an+1an−1=1(n+c−1)(n+c+1)=12(1n+c−1−1n+c+1).\displaystyle \frac{a_{n+1}}{a_n}-1 =\frac1{(n+c-1)(n+c+1)} =\frac12\left(\frac1{n+c-1}-\frac1{n+c+1}\right). 従って ∑n=1N(an+1an−1)=12(1c+1c+1−1c+N−1c+N+1).\displaystyle \sum\limits _{n=1}^N\left(\frac{a_{n+1}}{a_n}-1\right) =\frac12\left(\frac1c+\frac1{c+1}-\frac1{c+N}-\frac1{c+N+1}\right). N→∞N\to\infty で後ろの二項が0となり、級数和は 12(1c+1c+1)=2c+12c(c+1).\displaystyle \frac12\left(\frac1c+\frac1{c+1}\right)=\frac{2c+1}{2c(c+1)}. 指定旧答 F00/B00 の結論・一般項・部分分数分解は一致する。

この問題で使う考え方

  • 漸化式
  • 総和記号と数列の和
  • 階差・和の利用

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