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金沢大学/2008年度

金沢大学 2008年 数学 第3問解答・解説

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1問題

金沢大学2008年度第3問

xy平面において、原点Oを中心とする半径1の円をCとする。aを正の実数とし、点A(0,1)を通り傾きaの直線をℓとする。Cとℓの交点で、Aと異なるものをPとし、ℓと直線y=−2の交点をQとする。また、PにおけるCの接線をmとし、mと直線y=−2の交点をRとする。次の問いに答えよ。

(1) 直線mの方程式をaを用いて表せ。

(2) aが正の値をとって動くとき、線分QRの長さの最小値と、そのときのaの値を求めよ。

(3) (2)で求めたaの値に対して、点Aを通り、∠QARを二等分する直線の方程式を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)m:−2ax+(1−a2)y=1+a2(1) m: -2ax+(1-a^2)y=1+a^2。 (2) QRの最小値は√3、そのときa=√3。 (3) y=(2+√3)x+1。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) ℓ:y=ax+1\ell:y=ax+1を円の式に代入するとx{(1+a2)x+2a}=0x\{(1+a^2)x+2a\}=0。AAと異なる交点は P=(−2a1+a2,1−a21+a2).\displaystyle P=\left(-\frac{2a}{1+a^2},\frac{1-a^2}{1+a^2}\right). 単位円の接線はOP→⋅OX→=1\overrightarrow{OP}\cdot\overrightarrow{OX}=1で表される(半径OPOPと接線が垂直)。従って m:−2ax+(1−a2)y=1+a2.\boxed{m:-2ax+(1-a^2)y=1+a^2}. (2) y=−2y=-2をそれぞれの直線に代入して Q=(−3/a,−2),R=((a2−3)/(2a),−2).Q=(-3/a,-2),\qquad R=((a^2-3)/(2a),-2). a>0a>0よりRRはQQの右にあるから QR=a2+32a=12(a+3a)≧3.\displaystyle QR=\frac{a^2+3}{2a}=\frac12\left(a+\frac3a\right)\ge\sqrt3. 不等式は(a−3)2≧0(a-\sqrt3)^2\ge0から従い、等号はa=3a=\sqrt3。最小値は3\boxed{\sqrt3}。 (3) このときQ=(−3,−2),R=(0,−2),AQ=23,AR=3.Q=(-\sqrt3,-2),\quad R=(0,-2),\quad AQ=2\sqrt3,\quad AR=3. 角の二等分線とQRQRの交点をDDとすると、角の二等分線定理によりQD:DR=23:3QD:DR=2\sqrt3:3。内分点の式から D=(−3323+3,−2).\displaystyle D=\left(-\frac{3\sqrt3}{2\sqrt3+3},-2\right). 直線ADADの傾きは −2−1−33/(23+3)=2+3.\displaystyle \frac{-2-1}{-3\sqrt3/(2\sqrt3+3)}=2+\sqrt3. よって求める直線はy=(2+3)x+1\boxed{y=(2+\sqrt3)x+1}。

この問題で使う考え方

  • 代入による交点
  • 接線と半径の垂直性
  • 平方の非負性
  • 角の二等分線定理

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