金沢大学/2010年度
金沢大学 2010年 数学 第3問解答・解説
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1問題
行列 A= (r>0) と座標平面上の点 P_0(-1,2), P_1(x_1,y_1), P_2(x_2,y_2), …, P_n(x_n,y_n), … は,式 (x_n,y_n)^T=A^n(-1,2)^T (n=1,2,3,…) を満たすものとする。次の問いに答えよ。
(1) A^(2k), A^(2k+1) (k=1,2,3,…) を求めよ。
(2) x_n, y_n (n=1,2,3,…) を求めよ。
(3) 線分 P_(n-1)P_n の長さを d_n (n=1,2,3,…) とする。数列 {d_n} の初項 d_1 と一般項 d_n を求めよ。また,無限級数 Σ_(n=1)^∞ d_n が収束し,その和が 3 となるような r の値を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2解答
解答を見る答えはこの解答の中にあります
(1)
成分乗算によりである。従って
(2)
(1)の行列をに掛けて 奇数の場合の式はでも直接の乗算から成立する。
(3)
より 任意のベクトルに対してだから、その長さはとなる。 より。従って なので。無限級数が収束する必要十分条件はであり、和はである。 これが3となるためには が必要である。では両辺正なので2乗してよく、 範囲内にあるを代入すると、和は3となる。よって
この問題で使う考え方
- 成分乗算
- 偶奇分け
- 距離の拡大率
- 等比級数
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