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金沢大学/2012年度

金沢大学 2012年 数学 第2問解答・解説

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1問題

金沢大学2012年度第2問

直線 ℓ:(x,y,z)=(5,0,0)+s(1,−1,0) 上に点P0P_0,直線 m:(x,y,z)=(0,0,2)+t(1,0,2) 上に点Q0Q_0があり,ベクトル P_0Q_0 はベクトル (1,−1,0) と (1,0,2) の両方に垂直である。次の問いに答えよ。

(1) P0P_0,Q0Q_0の座標を求めよ。

(2) |ベクトル P_0Q_0| を求めよ。

(3) 直線ℓ上の点P,直線m上の点Qについて,ベクトルPQをベクトルPP_0,P_0Q_0,Q_0Qで表せ。また,|ベクトルPQ|^2=|ベクトルPP_0+ベクトルQ_0Q|^2+16であることを示せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)P0=(7/3,8/3,0),Q0=(−1/3,0,4/3)(1) P_0=(7/3,8/3,0), Q_0=(-1/3,0,4/3)。 (2) |ベクトルP0Q0∣=4P_0Q_0|=4。 (3) ベクトルPQ=PQ=ベクトルPP0+PP_0+ベクトルP0Q0+P_0Q_0+ベクトルQ0QQ_0Q。さらに |ベクトルPQ∣2=∣PQ|^2=|ベクトルPP0+PP_0+ベクトルQ0Q∣2+16Q_0Q|^2+16。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

P0=(5+s,−s,0),Q0=(t,0,2+2t)P_0=(5+s,-s,0),\quad Q_0=(t,0,2+2t) とおくと、P0Q0→=(t−5−s,s,2+2t)\overrightarrow{P_0Q_0}=(t-5-s,s,2+2t)。垂直条件から t−5−2s=0,5t−s−1=0t-5-2s=0,\quad 5t-s-1=0。よって t=−13,s=−83\displaystyle t=-\frac13,\quad s=-\frac83 となり、 P0=(73,83,0),Q0=(−13,0,43)\displaystyle P_0=(\frac73,\frac83,0),\quad Q_0=(-\frac13,0,\frac43)。 P0Q0→=(−83,−83,43)\displaystyle \overrightarrow{P_0Q_0}=(-\frac83,-\frac83,\frac43) だから ∣P0Q0→∣2=64+64+169=16\displaystyle |\overrightarrow{P_0Q_0}|^2=\frac{64+64+16}{9}=16 より ∣P0Q0→∣=4|\overrightarrow{P_0Q_0}|=4。 P=(5+u,−u,0),Q=(v,0,2+2v)P=(5+u,-u,0),\quad Q=(v,0,2+2v) とおけば、PP0→=(s0−u)(1,−1,0),Q0Q→=(v−t0)(1,0,2)\overrightarrow{PP_0}=(s_0-u)(1,-1,0),\quad\overrightarrow{Q_0Q}=(v-t_0)(1,0,2) (ただし s0=−83,t0=−13\displaystyle s_0=-\frac83,\quad t_0=-\frac13)。点を順に結ぶとPQ→=PP0→+P0Q0→+Q0Q→\overrightarrow{PQ}=\overrightarrow{PP_0}+\overrightarrow{P_0Q_0}+\overrightarrow{Q_0Q}。またP0Q0→\overrightarrow{P_0Q_0} は方向ベクトル (1,−1,0),(1,0,2)(1,-1,0),(1,0,2) の両方に垂直なので、P0Q0→⊥(PP0→+Q0Q→)\overrightarrow{P_0Q_0}\perp(\overrightarrow{PP_0}+\overrightarrow{Q_0Q})。したがって ∣PQ→∣2=∣PP0→+Q0Q→∣2+∣P0Q0→∣2=∣PP0→+Q0Q→∣2+16|\overrightarrow{PQ}|^2=|\overrightarrow{PP_0}+\overrightarrow{Q_0Q}|^2+|\overrightarrow{P_0Q_0}|^2=|\overrightarrow{PP_0}+\overrightarrow{Q_0Q}|^2+16。

この問題で使う考え方

  • ベクトルの和・差・実数倍
  • 位置ベクトル
  • ベクトルの成分表示
  • ベクトルの内積
  • 空間座標と空間ベクトル
  • ベクトルによる図形の考察

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