本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

金沢大学/2016年度

金沢大学 2016年 数学 第3問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

金沢大学2016年度第3問

次の問いに答えよ。

(1) 方程式 25x+9y=125x+9y=1 の整数解をすべて求めよ。

(2) 方程式 25x+9y=3325x+9y=33 の整数解をすべて求めよ。さらに、これらの整数解のうち ∣x+y∣|x+y| の値が最小となるものを求めよ。

(3) 2つの方程式 25x+9y=33, xy=−57025x+9y=33,\ xy=-570 を同時に満たす整数解をすべて求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) (x,y)=(4+9t,−11−25t) (t∈Z).(1)\space{}(x,y)=(4+9t,-11-25t)\space{}(t\in\mathbb Z).
    (2) (x,y)=(6+9t,−13−25t) (t∈Z),min⁡∣x+y∣=7\displaystyle (2)\space{}(x,y)=(6+9t,-13-25t)\space{}(t\in\mathbb Z),\quad\min|x+y|=7 は (x,y)=(6,−13)(x,y)=(6,-13) で達成.
    (3) (x,y)=(15,−38).(3)\space{}(x,y)=(15,-38).

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 25≡7(mod9),7−1≡4(mod9)25\equiv7\pmod9,\quad7^{-1}\equiv4\pmod9 より x≡\equiv4(mod9)\pmod9. x=4+9tx=4+9t (tは整数) とおくと y=1−25x9=−11−25t\displaystyle y=\frac{1-25x}{9}=-11-25t. よって全整数解は (x,y)=(4+9t,-11-25t). (2) 7x≡\equiv33≡\equiv6(mod9)\pmod9 より x≡\equiv6(mod9)\pmod9. x=6+9t とおけば y=33−25x9\displaystyle \frac{33-25x}{9}=-13-25t. したがって x+y=-7-16t. t≧\ge0 なら |x+y|=7+16t≧\ge7; t≦\le-1 なら |x+y|=16(-t)-7≧\ge9. よって最小値は 7 で、t=0、すなわち (x,y)=(6,-13) のときに限り達成する。 (3) (2) の一般解を用いると xy=(6+9t)(-13-25t)=-78-267t-225t^2. xy=-570 より 75t^2+89t-164=0. 判別式は 89^2+4⋅\cdot75⋅\cdot164=57121=239^2 なので、t=1 または t=-16475\displaystyle \frac{164}{75}. 後者は整数でないため t=1 のみ。したがって (x,y)=(15,-38). 実際、25⋅\cdot15+9(-38)=33, 15(-38)=-570 である。

この問題で使う考え方

  • 合同式で剰余類を決定
  • 一次不定方程式の一般解
  • 整数パラメータ上の絶対値最小化
  • 判別式による二次方程式の解

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。