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金沢大学/2018年度

金沢大学 2018年 数学 第1問解答・解説

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1問題

金沢大学2018年度第1問

1個のサイコロを4回続けて投げて出た目の数を順に a,b,c,da,b,c,d とおき,2直線 ℓ1:y=ax+b\ell_1:y=ax+b,ℓ2:y=cx+d\ell_2:y=cx+d を定める。次の問いに答えよ。

(1) ℓ1\ell_1 と ℓ2\ell_2 が一致する確率を求めよ。

(2) ℓ1\ell_1 と ℓ2\ell_2 が1点で交わる確率を求めよ。

(3) ℓ1\ell_1 と ℓ2\ell_2 が1点で交わり,その交点のxx座標,yy座標がともに整数となる確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 136,(2) 56,(3) 79162\displaystyle \boxed{\text{(1)}\space{}\frac{1}{36},\quad \text{(2)}\space{}\frac{5}{6},\quad \text{(3)}\space{}\frac{79}{162}}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

標本数は 64=1296 通り。(1) 一致条件は a=c, b=d なので 6⋅6=36 通り。確率は 36/1296=1/36.(2) 1点で交わるのは a≠c のとき。したがって確率は 6⋅5⋅62/1296=5/6.(3) a≠c のとき交点は x=d−ba−c, y=ax+b。 a,bは整数であることより x が整数なら y も整数であり、必要十分条件は ∣a−c∣∣(d−b). k=∣a−c∣ (1≦k≦5) とすると、傾き対の数は 2(6−k)、切片対の数は Nk=6+2∑j=1⌊5/k⌋(6−jk). よって (N1,N2,N3,N4,N5)=(36,18,12,10,8). 有利な場合の数は 10⋅36+8⋅18+6⋅12+4⋅10+2⋅8=632。確率は 632/1296=79/162.\displaystyle \text{標本数は }6^4=1296\text{ 通り。} \text{(1) 一致条件は }a=c,\ b=d\text{ なので }6\cdot6=36\text{ 通り。確率は }36/1296=1/36. \text{(2) 1点で交わるのは }a\ne c\text{ のとき。したがって確率は }6\cdot5\cdot6^2/1296=5/6. \text{(3) }a\ne c\text{ のとき交点は }x=\frac{d-b}{a-c},\ y=ax+b\text{。}\ \text{a,bは整数であることより }x\text{ が整数なら }y\text{ も整数であり、必要十分条件は }|a-c|\mid(d-b).\text{ }k=|a-c|\ (1\le k\le5)\text{ とすると、傾き対の数は }2(6-k)\text{、切片対の数は }N_k=6+2\sum\limits _{j=1}^{\lfloor5/k\rfloor}(6-jk).\text{ よって }(N_1,N_2,N_3,N_4,N_5)=(36,18,12,10,8).\text{ 有利な場合の数は }10\cdot36+8\cdot18+6\cdot12+4\cdot10+2\cdot8=632\text{。確率は }632/1296=79/162.

この問題で使う考え方

  • 組合せ
  • 積の法則
  • 約数・倍数
  • 確率の基本法則

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