本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

関西医科大学/2019年度/一般(前期)

関西医科大学 2019年 数学 第III問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

関西医科大学2019年度第III問

xyxy 平面上の x>0x>0 の領域に、2次関数 f(x)=x2+bx+2f(x)=x^2+bx+2(ただし b≧0b\geq 0)を用いて y=f(x)y=f(x) で表される放物線がある。この放物線上の点 AnA_n における y=f(x)y=f(x) の法線と yy 軸との交点の yy 座標が、放物線上の点 An+1A_{n+1} の yy 座標と一致するように、A1A_1 から順に A2,A3,⋯ ,An,⋯A_2,A_3,\cdots,A_n,\cdots を定める。AnA_n の yy 座標を ana_n とすると、数列 {an}\{a_n\} が初項 aa、公差 dd の等差数列となるとき、以下の問に答えよ。

(1) bb の値を求めよ。

(2) dd の値を求めよ。

(3) aa の値が満たすべき条件を不等式を用いて表せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

法線のy切片を用いて漸化式を導く。増分をxnx_nの関数と見て、b>0のときxnx_nが大きいほど増分も大きくなることから等差数列の可能性を排除する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) b=0(1)\space{}b=0
    (2) d=12\displaystyle (2)\space{}d=\frac12
    (3) a>2(3)\space{}a>2

4解答

解答を見る途中式つきの解答

An=(xn,f(xn))A_n=(x_n,f(x_n))(xn>0x_n>0)とおく。f′(x)=2x+b>0f^{\prime}(x)=2x+b>0 なので、x>0x>0 で ff は単調に増加する。点 AnA_n における接線の傾きは 2xn+b2x_n+b であり、法線の傾きは −12xn+b\displaystyle -\dfrac{1}{2x_n+b} である。法線の式に x=0x=0 を代入すると、その yy 軸との交点の yy 座標は f(xn)+xn2xn+b=an+xn2xn+b\displaystyle f(x_n)+\frac{x_n}{2x_n+b}=a_n+\frac{x_n}{2x_n+b} となる。よって an+1−an=h(xn),h(x)=x2x+b>0.\displaystyle a_{n+1}-a_n=h(x_n),\qquad h(x)=\frac{x}{2x+b}>0. 特に an+1>ana_{n+1}>a_n であるから、ff の単調増加性より xn+1>xnx_{n+1}>x_n でもある。

もし b>0b>0 ならば h′(x)=b(2x+b)2>0\displaystyle h^{\prime}(x)=\frac{b}{(2x+b)^2}>0 なので、0<u<v0<u<v を満たす任意の実数 u,vu,v について h(u)<h(v)h(u)<h(v) が成り立つ。したがって xn+1>xnx_{n+1}>x_n から an+2−an+1=h(xn+1)>h(xn)=an+1−ana_{n+2}-a_{n+1}=h(x_{n+1})>h(x_n)=a_{n+1}-a_n となり、{an}\{a_n\} が等差数列であることに反する。よって b=0b=0 である。

b=0b=0 とすると h(x)=12\displaystyle h(x)=\dfrac12 だから、d=an+1−an=12\displaystyle d=a_{n+1}-a_n=\dfrac12 である。また a1=f(x1)=x12+2a_1=f(x_1)=x_1^2+2 かつ x1>0x_1>0 より a>2a>2 が必要である。逆に a>2a>2 ならば x1=a−2>0x_1=\sqrt{a-2}>0 とでき、以後 an=a+n−12>2\displaystyle a_n=a+\dfrac{n-1}{2}>2 および xn=an−2>0x_n=\sqrt{a_n-2}>0 と定められる。各段階で法線の yy 軸との交点は an+12=an+1\displaystyle a_n+\dfrac12=a_{n+1} となるので、条件を満たす。

この問題で使う考え方

  • 多項式の導関数
  • 接線の方程式
  • 導関数と増減
  • 等差数列の一般項と和

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。