慶應義塾大学/2001年度/医
慶應義塾大学 2001年 数学 第III問解答・解説
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1問題
実数 と行列 に対し,等式 により を定める。ただし は であるような実定数とする。このとき平面上の点 を考える。
(1) を求めなさい。
(2) いま が実数全体を動くとする。条件 の下で,点 の軌跡が満たす と に関する方程式を求めなさい。
(3) 定数 が で与えられたとする。このとき, ならば必ず点 が の表す領域に属するための に関する条件を求めなさい。
(4) 定数 が を満たすとする。このとき, ならば必ず点 が の表す領域に属するための に関する条件を求めなさい。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
直交行列による変換を成分化し、指数和差と符号を保ったまま軌跡・二次不等式条件を解析した。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
まずを用いて行列積を計算すると 特に
(1) ならが支配項となり、。なら非零条件からであり、上式はとなるので比は常に1である。
(2) 上の二式を掛けると ただし軌跡はこの双曲線全体でなく一方の枝である。よりとはともにと同符号なので、もと同符号、従って。逆にこの枝の点ならと置くことで上の二式を満たす実数が定まり、これが軌跡となる。
(3) を代入し平方和を整理すると とおくと、、、かつ ならで、は増加し、ではとなるため。ならなので十分小さい正ので。従って必要十分条件は。指定区間ではとの符号が一致するから。
(4) 、なので、 また、より ならは(より)自動的に成り立つ。のときは両辺を二乗してよく、条件は まずでは、で。の間はで、は一度0となった後負になる。従って必要十分条件は、でが第2因子も負にする、すなわち。は元のに反する。
ではが全てので成り立ち、なので。従って二因子がともに正となる必要十分条件は、すなわち。境界等号でも、ではが厳密に動くため積は正である。と合わせて答えは
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