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慶應義塾大学/2004年度/一般

慶應義塾大学 2004年 数学 第I問解答・解説

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1問題

慶應義塾大学2004年度第I問

以下の文章の空欄に適切な数または式を入れて文章を完成させなさい。

(1) xyxy 平面上で,θ\theta を媒介変数として {x=5cos⁡θ+cos⁡5θy=5sin⁡θ+sin⁡5θ(0≦θ≦π3)\displaystyle \begin{cases} x=5\cos\theta+\cos5\theta\\ y=5\sin\theta+\sin5\theta \end{cases} \qquad \left(0\leq\theta\leq\frac{\pi}{3}\right) で表される曲線を CC とする。点 (x,y)(x,y) が曲線 CC 上にあるとき,x+yx+y は,θ=(あ)\theta=\boxed{(\text{あ})} に対応する点で最大値 (い)\boxed{(\text{い})} をとり,θ=(う)\theta=\boxed{(\text{う})} に対応する点で最小値 (え)\boxed{(\text{え})} をとる。また,曲線 CC の長さは (お)\boxed{(\text{お})} である。

(2) f(x)f(x) を xx の多項式とする。ある定数 bb が存在して,すべての自然数 nn に対して等式 ∑k=1nf(k)=2f(n)+n3+b\displaystyle \sum\limits _{k=1}^{n}f(k)=2f(n)+n^{3}+b が成り立つとする。このとき,bb と f(x)f(x) を求めよう。f(x)f(x) の各項のうち,次数の最も高い項を axr (a≠0, r≧0)ax^{r}\ (a\neq0,\ r\geq0) とし,f(x)=axr+g(x)f(x)=ax^{r}+g(x) とおくと,a=(か), r=(き)a=\boxed{(\text{か})},\ r=\boxed{(\text{き})} である。さらに,g(x)=(く)g(x)=\boxed{(\text{く})} であり,b=(け)b=\boxed{(\text{け})} でなければならない。

また,ある定数 cc と xx の多項式 h(x)h(x) が存在して,すべての実数 xx に対して ∫0xh(t) dt=h(x)+x44+c\displaystyle \int_{0}^{x}h(t)\,dt=h(x)+\frac{x^{4}}{4}+c が成り立つとする。このとき c=(こ), h(x)=(さ)c=\boxed{(\text{こ})},\ h(x)=\boxed{(\text{さ})} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • あ=π12\displaystyle =\frac\pi{12}, い=36=3\sqrt6, う=π4\displaystyle =\frac\pi4, え=42=4\sqrt2, お=10−532\displaystyle =10-\frac{5\sqrt3}{2}, か=3=3, き=2=2, く=9x+13=9x+13, け=−26=-26, こ=−6=-6, さ=x3+3x2+6x+6=x^3+3x^2+6x+6

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 媒介変数曲線

x+yx+y を微分すると s′(θ)=10cos⁡2θ(cos⁡3θ−sin⁡3θ)s'(\theta)=10\cos2\theta(\cos3\theta-\sin3\theta)。 区間内の臨界点は π/12,π/4\pi/12,\pi/4 です。端点と臨界点での値は順に 6,36,42,3+236,3\sqrt6,4\sqrt2,3+2\sqrt3。 よって最大値は 363\sqrt6、最小値は 424\sqrt2 です。

速度は x′2+y′2=10∣cos⁡2θ∣\sqrt{x'^2+y'^2}=10|\cos2\theta|。π/4\pi/4 で積分を分けると曲線の長さは 10−53/210-5\sqrt3/2 になります。

(2) 多項式の和

式を隣り合う nn と n−1n-1 で引き、最高次項を比べると次数は2、係数は3です。f(x)=3x2+cx+df(x)=3x^2+cx+d を代入して係数を比べると c=9,d=13c=9,d=13。初期式の n=1n=1 から b=−26b=-26 です。和を直接計算すると n3+6n2+18nn^3+6n^2+18n となり、恒等式も確認できます。

積分で定義された多項式

恒等式を微分して h=h′+x3h=h'+x^3 を得ます。係数比較から h(x)=x3+3x2+6x+6h(x)=x^3+3x^2+6x+6。元の式に x=0x=0 を入れると c=−6c=-6 です。

答

(1) 最大値 363\sqrt6(θ=π/12\theta=\pi/12)、最小値 424\sqrt2(θ=π/4\theta=\pi/4)、長さ 10−53/210-5\sqrt3/2。 (2) a=3,r=2,g(x)=9x+13,b=−26,c=−6,h(x)=x3+3x2+6x+6a=3,r=2,g(x)=9x+13,b=-26,c=-6,h(x)=x^3+3x^2+6x+6。

この問題で使う考え方

  • 媒介変数表示の微分
  • 三角関数の和積変形
  • 弧長積分
  • 次数比較と差分
  • 恒等式の微分と係数比較

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