本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

慶應義塾大学/2004年度/一般

慶應義塾大学 2004年 数学 第III問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

慶應義塾大学2004年度第III問

以下の文章の空欄に適切な数または式を入れて文章を完成させなさい。

空間内の2点 P(1,0,1), Q(0,1,−1)P(1,0,1),\ Q(0,1,-1) を通る直線 ℓ\ell を zz 軸のまわりに1回転して得られる曲面を SS とする。

(1) 直線 ℓ\ell 上の点 (x,y,z)(x,y,z) は,x=(あ)×z+(い), y=(う)×z+(え)x=\boxed{(\text{あ})}\times z+\boxed{(\text{い})},\ y=\boxed{(\text{う})}\times z+\boxed{(\text{え})} を満たす。

(2) SS および2つの平面 z=1, z=−1z=1,\ z=-1 により囲まれた部分の体積は (お)\boxed{(\text{お})} である。

(3) kk を正の数とする。点 (1,0,k)(1,0,k) を通り yy 軸を含む平面を α\alpha とし,平面 α\alpha と曲面 SS が交わってできる曲線を CC とする。そして,CC 上の各点を通り zz 軸に平行な直線と xyxy 平面との交点のえがく図形を C0C_{0} とする。k=1k=1 のとき C0C_{0} の方程式は (か)\boxed{(\text{か})} である。また,k=(き)k=\boxed{(\text{き})} のとき C0C_{0} は平行な2つの直線である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (あ)
    1/2
  • (い)
    1/2
  • (う)
    −1/2
  • (え)
    1/2
  • (お)
    4π/3
  • (か)
    x2+2y2=1x^2+2y^2=1
  • (き)
    √2

3解答

解答を見る途中式つきの解答

直線上で zz を媒介変数にとる。z=1z=1 のとき P(1,0,1)P(1,0,1)、z=−1z=-1 のとき Q(0,1,−1)Q(0,1,-1) だから、x,yx,y はそれぞれ zz の一次式として x=z+12,y=1−z2\displaystyle x=\frac{z+1}{2},\qquad y=\frac{1-z}{2} となる。したがって、空欄(あ)、(い)、(う)、(え)に入るのはそれぞれ 12, 12, −12, 12\displaystyle \frac12,\ \frac12,\ -\frac12,\ \frac12 である。

直線を zz 軸のまわりに回すと、高さ zz における円の半径 ρ\rho は直線上の点の xyxy 平面での距離である。 ρ2=x2+y2=(z+1)2+(1−z)24=z2+12.\displaystyle \rho^2=x^2+y^2=\frac{(z+1)^2+(1-z)^2}{4}=\frac{z^2+1}{2}. 平面 z=1,−1z=1,-1 の間の立体を高さごとの円板に分けると、体積は V=∫−11πρ2 dz=π2∫−11(z2+1) dz=4π3.\displaystyle V=\int_{-1}^{1}\pi\rho^2\,dz=\frac{\pi}{2}\int_{-1}^{1}(z^2+1)\,dz=\frac{4\pi}{3}. よって、空欄(お)に入る値は 4π3\displaystyle \frac{4\pi}{3} である。

平面 α\alpha は yy 軸を含み、点 (1,0,k)(1,0,k) を通るから、その方程式は z=kxz=kx である。曲面 SS 上では x2+y2=(z2+1)/2x^2+y^2=(z^2+1)/2 なので、α\alpha との交線を xyxy 平面へ zz 軸に平行に射影すると、z=kxz=kx を代入して y2=12+(k22−1)x2\displaystyle y^2=\frac12+\left(\frac{k^2}{2}-1\right)x^2 を得る。k=1k=1 なら y2=12−x22\displaystyle y^2=\frac12-\frac{x^2}{2}、すなわち x2+2y2=1x^2+2y^2=1 であり、空欄(か)にはこの楕円の方程式が入る。係数 x2x^2 が 00 になると射影は y2=12\displaystyle y^2=\frac12、すなわち y=±12\displaystyle y=\pm\frac1{\sqrt2} という平行な2直線になる。k>0k>0 より、空欄(き)に入るのは 2\sqrt2 である。

原文は、2点を通る直線をz軸のまわりに回した曲面、平面 z=±1 間の体積、および曲面と特定平面の交線をxy平面へ射影した図形を問う。直線をzで表し、各高さの回転断面を円として体積を求める。最後は交線の式に z=kx を代入し、射影図形の方程式を得る。

この問題で使う考え方

  • 直線の媒介変数表示
  • 回転体の円板法
  • 平面の方程式と射影

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。