(1) 0<x<2π より sinx,cosx,sin2x はいずれも 0 でない。 f(x)+f(2π−x)=sin2x1+cos2x1=sin2xcos2x1=sin22x4=4f(2x). したがって (あ)=4 である。
(2) S1=f(π/4)=2 である。Sn+1 の和では、k と 2n+1−k の項を組にする(1≦k≦2n−1)。この二項の角は x=2n+2kπ,2π−x=2n+2(2n+1−k)π である。(1) の恒等式より各組の和は f(x)+f(2π−x)=4f(2x)=4f(2n+1kπ). 組に入らない中央の項は f(π/4)=2 なので、 Sn+1=4Sn+2. よって S1=2 から S2=10, S3=42 となる。また漸化式に定数項を加えると Sn+1+32=4(Sn+32). したがって Sn+32=4n−1(S1+32)=324n,Sn=32(4n−1). さらに g(x)=tan2x1=cot2x=csc2x−1=f(x)−1 だから、和の項数が 2n−1 であることより Tn=Sn−(2n−1)=324n−2n+31=3(2n−1)(2n+1−1).
最後に 1≦k≦2n−1 に対し θk=kπ/2n+1 とおくと 0<θk<π/2 である。 与えられた sinθk<θk<tanθk の各辺は正なので、逆数の二乗をとって g(θk)<θk21=π2k24n+1<f(θk). これを k について加えると 4n+1π2Tn<k=1∑2n−1k21<4n+1π2Sn. 求めた一般式から、左辺・右辺はいずれも n→∞ で π2/6 に収束する。はさみうちの原理により n→∞limk=1∑2n−1k21=6π2. 以上より空欄は (あ)(お)(き)=4,(い)=2,(う)=10,(え)=42,=4Sn+2,(か)=32(4n−1),=3(2n−1)(2n+1−1),(く)=6π2. である。