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神戸大学/2003年度/前期

神戸大学 2003年 数学 第3問解答・解説

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1問題

神戸大学2003年度第3問

関数 f(x)=e14∣x∣x2−3x+18\displaystyle f(x)=\frac{e^{\frac{1}{4}|x|}}{x^{2}-3x+18} とする。次の問に答えよ。(配点30点)

(1) f(x)f(x) の極小値をすべて求めよ。

(2) f(x)f(x) の最小値を求めよ。ただし,必要ならば e>2.7e>2.7 を用いてよい。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 極小値 e3/436,118,e3/236\displaystyle \frac{e^{3/4}}{36},\quad\frac1{18},\quad\frac{e^{3/2}}{36}(それぞれx=−3,0,6x=-3,0,6)。(2) 最小値1/18(x=0x=0)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

D=x2−3x+18>0D=x^2-3x+18>0。x<0x<0 では f′=−e−x/4(x+2)(x+3)4D2\displaystyle f^{\prime}=-\frac{e^{-x/4}(x+2)(x+3)}{4D^2}、x>0x>0 では f′=ex/4(x−5)(x−6)4D2\displaystyle f^{\prime}=\frac{e^{x/4}(x-5)(x-6)}{4D^2}。極小値は f(−3)=e3/4/36,f(0)=1/18,f(6)=e3/2/36f(-3)=e^{3/4}/36, f(0)=1/18, f(6)=e^{3/2}/36。全域最小値は 1/181/18。

原文p.3の第3問を視認。分母D=x2−3x+18=(x−32)2+634>0\displaystyle D=x^2-3x+18=\left(x-\frac32\right)^2+\frac{63}{4}>0。x<0 では f′=−e−x/4(x+2)(x+3)4D2\displaystyle x<0\text{ では }f^\prime=-\frac{e^{-x/4}(x+2)(x+3)}{4D^2}、x>0 では f′=ex/4(x−5)(x−6)4D2\displaystyle x>0\text{ では }f^\prime=\frac{e^{x/4}(x-5)(x-6)}{4D^2}。符号表より極小点は−3,0,6(0は左で減少・右で増加する尖点)で、値はe^(3/4)/36,1/18,e^(3/2)/36。(2) e>2.7からe3>16e^3>16、よってe3/4>2e^{3/4}>2、またe3/2>2e^{3/2}>2。両側の他の極小値はいずれも1/18より大きいため全域最小値は1/18。原文が許すe>2.7を使用。A067/C067の全2小問の判定と一致。

この問題で使う考え方

  • 場合分け微分
  • 導関数の符号
  • 不等式比較

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