位置ベクトルを用いて各点を表す。辺 OB を OQ:QB=2:1 に内分するので OP=21a,OQ=32b,OR=21(b+c). したがって PQ=OQ−OP=32b−21a,PR=OR−OP=21b+21c−21a.
a,b,c の係数を座標 (x,y,z) とする。四面体は退化していないため、これらは空間の基底となる。点 P,Q,R の座標は P=(21,0,0),Q=(0,32,0),R=(0,21,21). 3点は一直線上になく、いずれも 4x+3y+z=2 を満たすので、これが通過平面の方程式である。S は辺 AC 上にあるから、ある 0≦t≦1 に対して S=(1−t,0,t). 平面上にある条件より 4(1−t)+t=2,t=32. ここで t=AS/AC なので ∣AS∣:∣SC∣=t:(1−t)=2:1,OS=31a+32c.
正四面体では各辺が長さ 1。例えば ∣a−b∣2=∣AB∣2=1 かつ ∣a∣=∣b∣=1 より a⋅b=1/2。同様に a⋅c=b⋅c=21. したがって QS=OS−OQ=31(a−2b+2c) であり、 ∣QS∣2=91∣a−2b+2c∣2=91(1+4+4−4a⋅b+4a⋅c−8b⋅c)=91(9−2+2−4)=95. 長さは正なので ∣QS∣=35.