(1) C1:y=(x−a)2 と C2:y=−x2+5 の共有点の x 座標は (x−a)2=−x2+5 を満たす。整理すると 2x2−2ax+(a2−5)=0(∗) この2次方程式が異なる2つの実数解をもつことが,C1,C2 が異なる2つの共有点をもつための必要十分条件である(各 x に対して C1,C2 の y 座標はそれぞれ一意に定まるため)。判別式を D とすると 4D=a2−2(a2−5)=−a2+10 よって D>0、すなわち a2<10、すなわち −10<a<10。a>0 と合わせて 0<a<10 このとき (∗) を解くと x=2a±10−a2 x 座標の小さい方が P であるから xP=2a−10−a2,xQ=2a+10−a2 P は C2 上にあるから,yP=−xP2+5 を計算する。xP=2a−10−a2 より xP2=4a2−2a10−a2+(10−a2)=410−2a10−a2=25−a10−a2 ゆえに yP=5−xP2=5−25−a10−a2=25+a10−a2 (検算:a=1 のとき (∗) は x2−x−2=0 すなわち x=−1,2。公式に a=1 を代入すると xP=(1−3)/2=−1,yP=(5+3)/2=4=−(−1)2+5 と一致する。) P(2a−10−a2, 25+a10−a2)
(2) C1 の頂点は R=(a,0) である。(∗) の解と係数の関係より,xP+xQ=a,xPxQ=2a2−5。以下 p=xP, q=xQ とおく。p+q=a より p−a=−q,q−a=−p したがって C1 上の点として yP=(p−a)2=q2,yQ=(q−a)2=p2 よって RP=(p−a,yP)=(−q,q2),RQ=(q−a,yQ)=(−p,p2) RP⋅RQ=pq+(pq)2=pq(pq+1) t=pq=2a2−5 とおくと,∠PRQ=90∘(RP=0, RQ=0 かつ内積 0)の必要条件は t(t+1)=0、すなわち t=0 または t=−1 ・t=0 すなわち a=5(0<a<10 を満たす)のとき,a2=5 なので 10−a2=5=a となり p=2a−a=0。このとき RQ=(−p,p2)=(0,0) となり Q=R(頂点 R が C2 上に乗って共有点と重なる退化した場合)で,角 ∠PRQ 自体が定義できない。よってこの解は除外する。
・t=−1 すなわち a2−5=−2,a2=3,a=3(0<a<10 を満たす)。このとき p=23−7=0,q=23+7=0 で RP,RQ はともに零ベクトルでなく,内積は t+t2=−1+1=0 で確かに垂直。
(検算:数値的に a=3≈1.732 のとき p≈−0.457, q≈2.189,RP≈(−2.189,4.792),RQ≈(0.457,0.208) で内積 ≈−2.189×0.457+4.792×0.208≈0 となり一致する。) a=3
(3) a=3 のとき,10−a2=7 なので p=xP=23−7,q=xQ=23+7,p+q=3,pq=2a2−5=−1 R=(3,0),P=(p,q2),Q=(q,p2)。求める円を x2+y2+Dx+Ey+F=0 とおく。s=p+q=3(s2=3),m=pq=−1 とし,p2+q2=s2−2m=3+2=5,p4+q4=(p2+q2)2−2(pq)2=25−2=23 を用いる。
R を代入:s2+Ds+F=0,すなわち F=−s2−Ds=−3−Ds(i) P,Q を代入した2式の差から(q2−p2=(q−p)(q+p),p4−q4=−(q2−p2)(p2+q2) を使って (q−p)=0 で割ると) s{1−(p2+q2)}+D−Es=0 したがって s(−4)+D−Es=0 したがって D=s(E+4)(ii) P,Q を代入した2式の和から (p2+q2)+(p4+q4)+Ds+E(p2+q2)+2F=0 したがって 28+Ds+5E+2F=0(iii) (i)を(iii)に代入:28+Ds+5E+2(−3−Ds)=0したがって22−Ds+5E=0したがってD=s22+5E。これと(ii)の D=sE+4s を等置し,両辺に s を掛けて s2=3 を用いると 3E+12=22+5E したがって E=−5 D=s(E+4)=s(−1)=−3,F=−3−Ds=−3−(−3)(3)=−3+3=0 よって円は x2+y2−3x−5y=0 (検算:P=(23−7,25+21) を実際に代入すると,p2+yP2=(14+221),−3p=2−3+21,−5yP=2−25−521 の和が 0 になることを確認した。また中心 (23,25),半径2=7 として R,P,Q すべてで距離の2乗が 7 に一致することも確認した。)
y 軸との交点は x=0 を代入して y2−5y=0 したがって y(y−5)=0 したがって y=0,5 (検算:中心 (23,25) から (0,0) までの距離の2乗は (23)2+(25)2=43+425=7,(0,5) までも同様に 7 となり,半径と一致する。) (0,0), (0,5)