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熊本大学/2001年度/前期

熊本大学 2001年 数学 第3問解答・解説

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1問題

熊本大学2001年度第3問

aa を整数とする。xn=n3−an2 (n=1,2,3,…)x_n=n^3-an^2\ (n=1,2,3,\ldots) で定められる数列 {xn}\{x_n\} が x1>x2>⋯>x14>x15,x15<x16<x17<⋯x_1>x_2>\cdots>x_{14}>x_{15},\qquad x_{15}<x_{16}<x_{17}<\cdots をみたすとき,aa を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • a
    22, 23

3解答

解答を見る途中式つきの解答

隣接差を dn=xn+1−xnd_n=x_{n+1}-x_n とすると dn=3n2+3n+1−a(2n+1).d_n=3n^2+3n+1-a(2n+1). Rn=3n2+3n+12n+1=32n+34+14(2n+1)\displaystyle R_n=\frac{3n^2+3n+1}{2n+1}=\frac32n+\frac34+\frac1{4(2n+1)} とおけば、dn<0すなわちa>Rnd_n<0\quad\text{すなわち}\quad a>R_n、dn>0すなわちa<Rnd_n>0\quad\text{すなわち}\quad a<R_n。また Rn+1−Rn=32−12(2n+1)(2n+3)>0,\displaystyle R_{n+1}-R_n=\frac32-\frac1{2(2n+1)(2n+3)}>0, ゆえに RnR_n は増加する。 前半の xn+1<xnx_{n+1}<x_n という条件はn=1,…,14で a>Rna>R_n だから a>R14=631/29a>R_{14}=631/29、整数aとして a≧22a\ge22。後半の xn+1>xnx_{n+1}>x_n という条件は全n≧15で a<Rna<R_n だから最小境界 a<R15=721/31a<R_{15}=721/31、整数aとして a≦23a\le23。従って a=22,23.a=22,23.

差分の符号をaと単調増加する境界値RnR_nの大小に置き換えた。減少部分は最後のn=14が最も強い条件、増加部分は最初のn=15が最も強い条件となり、整数範囲の共通部分を得る。

この問題で使う考え方

  • 隣接差
  • 単調性
  • 不等式

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