三重大学/2001年度
三重大学 2001年 数学 第4問解答・解説
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1問題
は2次の単位行列, は2次の零行列とする。
(1) 2次の行列 が を満たすとき, とすれば が成り立つことを数学的帰納法により証明せよ。
(2) を計算せよ。
(3) を正の整数とするとき, を満たす の組 をすべて求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1), なら、全ての正整数で。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- (2)[[12007, −18009], [8004, −12005]]
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- (3)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) では で成り立つ。nで成り立つと仮定すると、を使って 。よって数学的帰納法で全ての正整数nに対して成り立つ。
(2) とおくと、M=E+N、 である。積を計算すると なので(1)より 。
(3) 、 とおく。 はそれぞれ二乗が零行列である。従って 、。和を問題の行列に等しいとおくと、どの成分からも を得る。p,qは正の整数なので、q=2ならp=6、q=4ならp=3であり、それ以外の正整数qではpは正整数にならない。従って解は 。
この問題で使う考え方
- 零化行列を用いた帰納法
- 行列を単位行列と二乗零行列の和に分解
- 各成分比較と正整数の絞り込み
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