大小の異なる2個のサイコロの出目をそれぞれ p,q とする。2個は区別できるので、1≦p,q≦6 の36通りが同様に確からしい。 交点の x 座標は px2−qx−1=0 の2根である。負の根を α、正の根を β とすると α=2pq−q2+4p<0,β=2pq+q2+4p>0, また α+β=q/p、αβ=−1/p である。
(問1)中点の y 座標は 2pα2+pβ2=2p((α+β)2−2αβ)=1+2pq2. これが2未満となる条件は q2<2p。q=1 のときは p=1,…,6 の6通り、q=2 のときは p=3,…,6 の4通り、q=3 のときは p=5,6 の2通りで、q≧4 では該当しない。よって 366+4+2=31.
(問2)解の公式より α が有理数であることと q2+4p が有理数であることは同値である。整数の平方根が有理数ならそれは整数なので、これは q2+4p が平方数であることと同値。 p\q123456159131721252812162024283131721252933420242832364052933374145496404448525660 この表で平方数となるのは (p,q)=(2,1),(3,2),(4,3),(5,4),(6,1),(6,5) の6通り。したがって 366=61.
(問3)AB=(β−α, p(β2−α2))=(β−α)(1,q) であり、AO=(−α,−pα2) である。よって AO⋅AB=(β−α)(−α)(1+pqα). ここで β−α>0、−α>0 なので、∠OAB>90∘ となるのは α<−1/(pq) のとき。 2pq−q2+4p<−pq1であるための必要十分条件はq2+4p>q+q2、すなわち(p−1)q2>1. 各 q について数えると、q=1 では p=3,4,5,6 の4通り、q=2,3,4,5,6 ではそれぞれ p=2,3,4,5,6 の5通りずつ。よって 364+5⋅5=3629.