熊本大学/2014年度/前期
熊本大学 2014年 数学 第1問解答・解説
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1問題
空間内の1辺の長さ1の正四面体 において, とし, の中点を とする。以下の問いに答えよ。
問1 に対し, を に内分する点を とする。また, が最小となる 上の点を とし, が最小となる 上の点を とする。このとき, と を,それぞれ を用いて表せ。
問2 の面積を を用いて表せ。
問3 が の範囲を動くとき, の面積の最大値を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- 問1
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- 問2
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- 問3( のとき)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
正四面体より 、。また とおく。直線 への の射影の座標はそれぞれ で、射影からの距離はそれぞれ である。したがって は、横軸上の折れ点を通る2距離の和であり、片方を横軸に関して反転して直線化すると最小点の座標は 同様に へ射影すると、 の射影座標は 、距離は だから では係数 はいずれも0以上1以下である。
、。2組の係数の積の差を計算すると は長さ1でなす角が である。一般に、、 とすると、内積を展開して となる。2辺のなす角の正弦を用いた三角形の面積公式により、面積は である。したがって とおくと したがって は で最大となり、最大面積は 。
正四面体なので各辺ベクトルの内積はである。OBを横軸とみると、Pの射影座標と高さは、、Qの射影座標と高さは、となる。経路長の和は、片方を軸の反対側へ反射して直線に置き換えると最小化でき、その交点の横座標から を得る。OCについて同じ計算を行い、Qの射影座標 、高さ を使うと となる。いずれの係数も で線分の範囲内にあり、最小点の定義に合う。 と を b,c の係数で表し、2組の係数の積の差を取ると、その絶対値は 。b と c のなす角はだから、三角形の面積は 。その t 依存部分の導関数は で、 における最大は のときである。よって最大面積は 。
この問題で使う考え方
- 正射影
- 反射による最短経路
- 係数行列式
- 増減判定
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