本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

熊本大学/2018年度/前期

熊本大学 2018年 数学 第1問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

熊本大学2018年度第1問

tt を実数とする。空間の4点 A(1,5,0),B(4,2,0),C(t,2t,t−1),D(1,6,1)A(1,5,0), B(4,2,0), C(t,2t,t-1), D(1,6,1) について,以下の問いに答えよ。

(問1) △ABC\triangle ABC が直角三角形になる tt の値をすべて求めよ。

(問2) A,B,C,DA,B,C,D が同一平面上にあるような tt の値を求めよ。

(問3) ∠BAC\angle BAC が直角のとき,四面体 ABCDABCD の体積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (問1) t=−2,1,52,4,\displaystyle \space{}t=-2,1,\frac{5}{2},4,\quad (問2) t=52,\displaystyle \space{}t=\frac{5}{2},\quad (問3) 32\displaystyle \space{}\frac{3}{2}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

AB→=(3,−3,0), AC→=(t−1,2t−5,t−1), BC→=(t−4,2t−2,t−1)\overrightarrow{AB}=(3,-3,0),\ \overrightarrow{AC}=(t-1,2t-5,t-1),\ \overrightarrow{BC}=(t-4,2t-2,t-1) である。

(問1) 三角形が直角三角形になるのは、いずれかの頂点で隣り合う2辺の内積が0となるときである。

AB→⋅AC→=3(t−1)−3(2t−5)=12−3t\overrightarrow{AB}\cdot\overrightarrow{AC}=3(t-1)-3(2t-5)=12-3t より、Aで直角となるのは t=4t=4 である。また、BA→⋅BC→=−3(t−4)+3(2t−2)=3t+6\overrightarrow{BA}\cdot\overrightarrow{BC}=-3(t-4)+3(2t-2)=3t+6 より、Bで直角となるのは t=−2t=-2 である。さらに、CA→=(1−t,5−2t,1−t)\overrightarrow{CA}=(1-t,5-2t,1-t) を用いると、CA→⋅CB→=3(2t−5)(t−1)\overrightarrow{CA}\cdot\overrightarrow{CB}=3(2t-5)(t-1) だから、Cで直角となるのは t=1,52\displaystyle t=1,\frac{5}{2} である。AB→≠0⃗\overrightarrow{AB}\ne\vec{0} であり、AC→\overrightarrow{AC} がこれと平行になるには第3成分から t=1t=1 が必要だが、そのとき AC→=(0,−3,0)\overrightarrow{AC}=(0,-3,0) は AB→\overrightarrow{AB} と平行でない。よって三点A,B,Cは常に一直線上になく、以上の値はいずれも直角三角形を与える。

(問2) AD→=(0,1,1)\overrightarrow{AD}=(0,1,1) である。(1,1,−1)(1,1,-1) は AB→\overrightarrow{AB} と AD→\overrightarrow{AD} の両方に垂直なので、A,B,Dを通る平面の方程式は x+y−z=6x+y-z=6 である。A,B,Dは一直線上にないからこの平面は一意に定まる。Cがこの平面上にある条件は t+2t−(t−1)=6t+2t-(t-1)=6、すなわち 2t+1=62t+1=6 である。したがって t=52\displaystyle t=\frac{5}{2}。

(問3) ∠BAC\angle BAC が直角となるのは (問1) より t=4t=4 のときである。このとき AC→=(3,3,3)\overrightarrow{AC}=(3,3,3) であり、(1,1,−2)(1,1,-2) は AB→\overrightarrow{AB} と AC→\overrightarrow{AC} の両方に垂直であるから、平面ABCは x+y−2z=6x+y-2z=6 と表せる。Dを通りこの平面に垂直な直線上の点を D+s(1,1,−2)D+s(1,1,-2) とおくと、その点が平面ABC上にある条件は 5+6s=65+6s=6 である。よって s=16\displaystyle s=\frac{1}{6} であり、Dから平面ABCまでの高さは 161+1+4=16\displaystyle \frac{1}{6}\sqrt{1+1+4}=\frac{1}{\sqrt{6}} となる。一方、∣AB∣=32, ∣AC∣=33|AB|=3\sqrt{2},\ |AC|=3\sqrt{3} で、AB→⋅AC→=0\overrightarrow{AB}\cdot\overrightarrow{AC}=0 だから、底面ABCの面積は 12⋅32⋅33=962\displaystyle \frac{1}{2}\cdot3\sqrt{2}\cdot3\sqrt{3}=\frac{9\sqrt{6}}{2} である。したがって四面体ABCDの体積は 13⋅962⋅16=32\displaystyle \frac{1}{3}\cdot\frac{9\sqrt{6}}{2}\cdot\frac{1}{\sqrt{6}}=\frac{3}{2}。

この問題で使う考え方

  • 座標差から位置ベクトルを作る
  • 内積0による直角判定と非退化性確認
  • 法線ベクトル・平面の方程式
  • 点と平面間の距離を垂線構成で求める
  • 四面体体積

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。