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久留米大学/2022年度/前期

久留米大学 2022年 数学 第3問解答・解説

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1問題

久留米大学2022年度第3問

zz を2でない複素数とし,w=(1−2i)z(z−2)i\displaystyle w=\frac{(1-2i)z}{(z-2)i} とおく。ww が実数であるような zz の全体を CC とする。ただし,ii は虚数単位とする。

(1) 複素平面上で CC は点 ナ\boxed{\text{ナ}} を除く,点 ニ+ヌi\boxed{\text{ニ}}+\boxed{\text{ヌ}}i を中心とする半径 ネ\sqrt{\boxed{\text{ネ}}} の円である。

(2) CC 上の点のうち,実数である点を AA とするとき,点 AA と点 B(5−5i)B(5-5i) の距離は ノハ\boxed{\text{ノ}}\sqrt{\boxed{\text{ハ}}} である。

(3) 点 zz が CC 全体を動くとき,∣z−(a+6i)∣\lvert z-(a+6i)\rvert が最小となる実数 aa の値は a=ヒa=\boxed{\text{ヒ}} であり,その最小値は フ−ヘ\boxed{\text{フ}}-\sqrt{\boxed{\text{ヘ}}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2解答

解答を見る答えはこの解答の中にあります

解答

(1) w=(−2−i)zz−2\displaystyle w=(-2-i)\dfrac{z}{z-2} と変形できる。z=x+yiz=x+yi とすると,ww が実数である条件は Im⁡((−2−i)(x+yi)((x−2)−yi))=−x2−y2+2x+4y=0\operatorname{Im}\bigl((-2-i)(x+yi)((x-2)-yi)\bigr)=-x^2-y^2+2x+4y=0 である。従って (x−1)2+(y−2)2=5.(x-1)^2+(y-2)^2=5. ただし,もとの式で z=2z=2 は定義されない。この点は上の円周上にあるので,CC は点 22 を除く,中心 1+2i1+2i,半径 5\sqrt5 の円である。

(2) CC 上で実数となる点は y=0y=0 を円の方程式に代入して得られる。(x−1)2+4=5(x-1)^2+4=5 より x=0,2x=0,2 だが,z=2z=2 は除くので A=0A=0 である。よって ∣A−B∣=∣0−(5−5i)∣=52+(−5)2=52.|A-B|=|0-(5-5i)|=\sqrt{5^2+(-5)^2}=5\sqrt2.

(3) 点 z=x+yiz=x+yi が CC 上にあるなら y≦2+5y\le 2+\sqrt5 である。任意の実数 aa とこの zz に対して ∣z−(a+6i)∣=(x−a)2+(y−6)2≧6−y≧4−5.|z-(a+6i)|=\sqrt{(x-a)^2+(y-6)^2}\ge 6-y\ge 4-\sqrt5. 円の最上点 z=1+(2+5)iz=1+(2+\sqrt5)i は除外点 22 ではなく,ここで a=1a=1 とすると両方の不等号で等号が成り立つ。したがって求める値は a=1a=1,最小距離は 4−54-\sqrt5 である。

この問題で使う考え方

  • 複素数の四則演算
  • 座標による距離
  • 円の方程式
  • 軌跡
  • 複素数平面

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