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京都大学/2003年度

京都大学 2003年 数学 第6問解答・解説

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1問題

京都大学2003年度第6問配点 35点

n チームがリーグ戦を行う. すなわち,各チームは他のすべてのチームとそれぞれ 1 回ずつ対戦する. 引き分けはないものとし,勝つ確率はすべて 12\displaystyle \frac{1}{2} で,各回の勝敗は独立に決まるものとする. このとき,(n−2)(n-2) 勝 1 敗のチームがちょうど 2 チームである確率を求めよ. ただし,n は 3 以上とする.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

条件を満たす2チームと一方の唯一の敗戦相手を選んで全対戦結果を数え上げる。第三の該当チームが生じない条件を余事象で除く。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • n(n−1)(n−2)(2n−3−1)23n−6(n≧3)\displaystyle \frac{n(n-1)(n-2)\left(2^{n-3}-1\right)}{2^{3n-6}}\quad(n\ge3)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

全対戦結果は 2(n2)\displaystyle 2^{\binom{n}{2}} 通りで等確率である。

条件を満たす2チームを A,BA,B とし、AA が BB に勝つとする。BB は AA にだけ負け、他の全チームに勝つ。AA の唯一の敗戦相手を CC とすると、CC は AA に勝ち BB に負ける。CC が残る n−3n-3 チームとの対戦に全勝すると n−2n-2 勝となり3チーム目になるので、その対戦結果は全勝以外の 2n−3−12^{n-3}-1 通り。残る n−3n-3 チーム間の対戦結果は 2(n−32)\displaystyle 2^{\binom{n-3}{2}} 通り自由である。

{A,B}\{A,B\} の選び方は (n2)\displaystyle \binom{n}{2} 通り、どちらが勝つかは2通り、CC の選び方は n−2n-2 通りである。これらは条件を満たす各対戦結果に一意に定まる。さらに他の各チームは A,BA,B の両方に負けるため n−2n-2 勝にはならない。よって有利な場合の数は (n2)⋅2(n−2)⋅2(n−32)(2n−3−1).\displaystyle \binom{n}{2}\cdot 2(n-2)\cdot 2^{\binom{n-3}{2}}(2^{n-3}-1). したがって P=(n2)⋅2(n−2)⋅2(n−32)(2n−3−1)2(n2)=n(n−1)(n−2)(2n−3−1)23n−6.\displaystyle P=\frac{\binom{n}{2}\cdot2(n-2)\cdot2^{\binom{n-3}{2}}(2^{n-3}-1)}{2^{\binom{n}{2}}}=\frac{n(n-1)(n-2)(2^{n-3}-1)}{2^{3n-6}}.

この問題で使う考え方

  • 積の法則
  • 組合せ
  • 確率の基本法則
  • 余事象
  • 独立な試行

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