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京都大学/2003年度

京都大学 2003年 数学 第1問解答・解説

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1問題

京都大学2003年度第1問配点 30点

正の数からなる数列 {an}\{a_n\} が次の条件 (i), (ii) をみたすとき, ∑k=1nak\displaystyle \sum\limits _{k=1}^{n} a_k を求めよ.

(i) a1=1a_1 = 1

(ii) log⁡an−log⁡an−1=log⁡(n−1)−log⁡(n+1)\log a_n - \log a_{n-1} = \log(n-1) - \log(n+1) (n≧2)(n\geq 2)

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 2n/(n+1) (n≧1)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

各 ana_n は正だから対数法則を使える。n≧2n\ge2 で log⁡anan−1=log⁡n−1n+1\displaystyle \log\frac{a_n}{a_{n-1}}=\log\frac{n-1}{n+1} より an/an−1=(n−1)/(n+1)a_n/a_{n-1}=(n-1)/(n+1)。a1=1a_1=1 から積を取ると an=∏j=2nj−1j+1=2n(n+1).\displaystyle a_n=\prod\limits _{j=2}^n\frac{j-1}{j+1}=\frac{2}{n(n+1)}. この式は n=1n=1 でも成立する。従って部分分数に分けて ∑k=1nak=2∑k=1n(1k−1k+1)=2(1−1n+1)=2nn+1.\displaystyle \sum\limits _{k=1}^na_k=2\sum\limits _{k=1}^n\left(\frac1k-\frac1{k+1}\right)=2\left(1-\frac1{n+1}\right)=\boxed{\frac{2n}{n+1}}.

この問題で使う考え方

  • 対数法則
  • 積の消去
  • 部分分数の和

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