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京都大学/2003年度

京都大学 2003年 数学 第4問解答・解説

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1問題

京都大学2003年度第4問配点 35点

多項式 (x100+1)100+(x2+1)100+1(x^{100}+1)^{100}+(x^{2}+1)^{100}+1 は多項式 x2+x+1x^{2}+x+1 で割り切れるか.

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 割り切れる。x2+x+1x^2+x+1 を法とした余りは 0 である。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

f(x)=x2+x+1 とおく。 x3−1=(x−1)f(x) より x3≡1(modf(x)).x100≡x,x200≡x2,x+1≡−x2,x2+1≡−x(modf(x)).したがって、100 は偶数なので (x100+1)100≡(x+1)100=(−x2)100=x200≡x2,(x2+1)100≡(−x)100=x100≡x(modf(x)).よって与式は (x100+1)100+(x2+1)100+1≡x2+x+1≡0(modf(x)).余りが 0 だから f(x) で割り切れる。\begin{gathered} f(x)=x^2+x+1\text{ とおく。 }x^3-1=(x-1)f(x)\text{ より }x^3\equiv1\pmod{f(x)}.\\ x^{100}\equiv x,\quad x^{200}\equiv x^2,\quad x+1\equiv-x^2,\quad x^2+1\equiv-x\pmod{f(x)}.\\ \text{したがって、100 は偶数なので }(x^{100}+1)^{100}\equiv(x+1)^{100}=(-x^2)^{100}=x^{200}\equiv x^2,\\ (x^2+1)^{100}\equiv(-x)^{100}=x^{100}\equiv x\pmod{f(x)}.\\ \text{よって与式は }(x^{100}+1)^{100}+(x^2+1)^{100}+1\equiv x^2+x+1\equiv0\pmod{f(x)}.\\ \text{余りが }0\text{ だから }f(x)\text{ で割り切れる。} \end{gathered}

この問題で使う考え方

  • 多項式の除法

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