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京都大学/2022年度

京都大学 2022年 数学 第3問解答・解説

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1問題

京都大学2022年度第3問配点 35点

nを自然数とする。3つの整数 n² + 2、n⁴ + 2、n⁶ + 2 の最大公約数 Aₙ を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

整式の差を用いて最大公約数を6との最大公約数に帰着し、nの6での剰余で場合分けする。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • An={2(n≡0(mod6)),3(n≡1,5(mod6)),6(n≡2,4(mod6)),1(n≡3(mod6)).A_n=\begin{cases}2&(n\equiv0\pmod6),\\3&(n\equiv1,5\pmod6),\\6&(n\equiv2,4\pmod6),\\1&(n\equiv3\pmod6).\end{cases}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

x=n2x=n^2 とおくと、次の2つの等式が成り立つ。 n4+2=(n2−2)(n2+2)+6,n^4+2=(n^2-2)(n^2+2)+6, n6+2=(n4−2n2+4)(n2+2)−6.n^6+2=(n^4-2n^2+4)(n^2+2)-6. したがって、n2+2n^2+2 と n4+2n^4+2 の両方を割る整数は 66 も割る。また、n2+2n^2+2 と 66 の両方を割る整数は上の第1式から n4+2n^4+2 を割り、第2式から n6+2n^6+2 も割る。よって An=gcd⁡(n2+2,6).A_n=\gcd(n^2+2,6).

nn を6で割った余りごとに n2+2n^2+2 を調べると、 n mod 6012345n2+2 mod 6230503gcd⁡(n2+2,6)236163\begin{array}{c|rrrrrr} n\bmod6&0&1&2&3&4&5\\\hline n^2+2\bmod6&2&3&0&5&0&3\\ \gcd(n^2+2,6)&2&3&6&1&6&3 \end{array} である。したがって An={2(n≡0(mod6)),3(n≡1,5(mod6)),6(n≡2,4(mod6)),1(n≡3(mod6)).A_n=\begin{cases} 2&(n\equiv0\pmod6),\\ 3&(n\equiv1,5\pmod6),\\ 6&(n\equiv2,4\pmod6),\\ 1&(n\equiv3\pmod6). \end{cases}

この問題で使う考え方

  • 約数・倍数

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