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京都大学/2023年度

京都大学 2023年 数学 第4問解答・解説

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1問題

京都大学2023年度第4問配点 35点

次の関数f(x)の最大値と最小値を求めよ。f(x)=e^{-x^{2}}+14\displaystyle \frac{1}{4}x^{2}+1+1e−x2+14x2+1\displaystyle \frac{1}{e^{-x^{2}}+\frac{1}{4}x^{2}+1} (−1≦x≦1)。ただし,eは自然対数の底であり,その値はe=2.71……である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 最大値は52\displaystyle \quad \frac52\quad (x=0\quad x=0\quad )、最小値は54+1e+4e5e+4\displaystyle \quad \frac54+\frac1e+\frac{4e}{5e+4}\quad (x=±1\quad x=\pm1\quad )。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

u=x2 (0≦u≦1)u=x^2\ (0\leq u\leq1) とし、t(u)=e−u+u4+1\displaystyle t(u)=e^{-u}+\frac{u}{4}+1 とおくと、f(x)=g(t(u))f(x)=g(t(u))、ただし g(t)=t+1t\displaystyle g(t)=t+\frac1t である。

0≦u≦10\le u\le1 では e−u≧e−1>14\displaystyle e^{-u}\ge e^{-1}>\frac14(問題文より e=2.71…<4e=2.71\ldots<4)だから、 t′(u)=−e−u+14<0.\displaystyle t\prime(u)=-e^{-u}+\frac14<0. また t(0)=2,t(1)=54+1e>1.\displaystyle t(0)=2,\qquad t(1)=\frac54+\frac1e>1. 従って t(u)>1t(u)>1 の範囲であり、 g′(t)=1−1t2>0.\displaystyle g\prime(t)=1-\frac1{t^2}>0. よって gg は tt の増加関数、tt は uu の減少関数なので、ff は u=x2u=x^2 とともに減少する。最大値は u=0u=0、すなわち x=0x=0 で f(0)=g(2)=52.\displaystyle f(0)=g(2)=\frac52. 最小値は u=1u=1、すなわち x=±1x=\pm1 で f(±1)=g ⁣(54+1e)=54+1e+4e5e+4.\displaystyle f(\pm1)=g\!\left(\frac54+\frac1e\right) =\frac54+\frac1e+\frac{4e}{5e+4}.

u=x2u=x^2 に置き換えると、内側の量t(u)t(u)は0≦u≦10\leq u\leq1の範囲で減少する。t>1t>1 ではg(t)=t+1/tg(t)=t+1/tが増加するため、合成関数の最大・最小はu=0,1u=0,1で決まり、それぞれx=0x=0、x=±1x=\pm1で達成する。

この問題で使う考え方

  • 置換による合成関数の単調性
  • 導関数の符号判定

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