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京都大学/2023年度

京都大学 2023年 数学 第1問解答・解説

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1問題

京都大学2023年度第1問配点 35点

次の各問に答えよ。問1 定積分 ∫14\displaystyle \int_{1}^{4}x\sqrt{x}log⁡\log(x^{2}) dx の値を求めよ。問2 整式 x^{2023}−1 を整式 x^{4}+x^{3}+x^{2}+x+1 で割ったときの余りを求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1
    643log⁡2−569\displaystyle \frac{64}{3}\log2-\frac{56}{9}.
  • 問2
    x3−1.x^3 − 1.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

問1 1≦x≦41\le x\le4 では x>0x>0 なので log⁡(x2)=2log⁡x\log(x^2)=2\log x。原始関数は ∫2x1/2log⁡x dx=43x3/2log⁡x−89x3/2,\displaystyle \int 2x^{1/2}\log x\,dx =\frac43x^{3/2}\log x-\frac89x^{3/2}, (右辺を微分すると 2xlog⁡x2\sqrt{x}\log x となる)。よって ∫14xlog⁡(x2) dx=[43x3/2log⁡x−89x3/2]14=323log⁡4−569=643log⁡2−569.\displaystyle \begin{aligned} \int_1^4\sqrt{x}\log(x^2)\,dx &=\left[\frac43x^{3/2}\log x-\frac89x^{3/2}\right]_1^4\\ &=\frac{32}{3}\log4-\frac{56}{9} =\boxed{\frac{64}{3}\log2-\frac{56}{9}}. \end{aligned}

問2 D(x)=x4+x3+x2+x+1D(x)=x^4+x^3+x^2+x+1 とおくと (x−1)D(x)=x5−1.(x-1)D(x)=x^5-1. したがって D(x)D(x) で割った余りを考えるとき x5≡1x^5\equiv1 であり、 x2023−1=(x5)404x3−1≡x3−1(modD(x)).x^{2023}-1=(x^5)^{404}x^3-1\equiv x^3-1\pmod{D(x)}. x3−1x^3-1 の次数は D(x)D(x) の次数より小さいので、求める余りは x3−1\boxed{x^3-1}。

この問題で使う考え方

  • 部分積分
  • べき乗の合同式
  • 因数分解による剰余計算

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