九州大学/2016年度/前期
九州大学 2016年 数学 第3問解答・解説
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1問題
この問題の解答は,解答紙28の定められた場所に記入しなさい。
[問題]
座標平面上で円 に内接する正六角形で,点 を1つの頂点とするものを考える。この正六角形の頂点を から反時計まわりに順に とする。ある頂点に置かれている1枚のコインに対し,1つのサイコロを1回投げ,出た目に応じてコインを次の規則にしたがって頂点上を動かす。
(規則) (i) 1から5までの目が出た場合は,出た目の数だけコインを反時計まわりに動かす。例えば,コインが にあるときに4の目が出た場合は まで動かす。
(ii) 6の目が出た場合は, 軸に関して対称な位置にコインを動かす。ただし,コインが 軸上にあるときは動かさない。例えば,コインが にあるときに6の目が出た場合は に動かす。
はじめにコインを1枚だけ に置き,1つのサイコロを続けて何回か投げて,1回投げるごとに上の規則にしたがってコインを動かしていくゲームを考える。以下の問いに答えよ。
(1) 2回サイコロを投げた後に,コインが の位置にある確率を求めよ。
(2) 3回サイコロを投げた後に,コインが の位置にある確率を求めよ。
(3) を自然数とする。 回サイコロを投げた後に,コインが の位置にある確率を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1)1/6
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- (2)1/6
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
- (3)1/6 for every natural number n≧1
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
正六角形の頂点を添字を を法として表す。目 では から へ移り、目が では 軸対称な へ移る。 は 軸上なので、この式は「動かさない」という条件も含んでいる。
どの頂点から出発しても、次に へ移る目はちょうど一つである。 からは目 、 からは目 である。頂点 ()からは、目 が を満たす場合に限り通常の移動で に着く。該当する目はそれぞれ の一つだけであり、目 は に移す。よって、現在地によらず次の一投で に移る確率は 。
回投げた後に にいる確率を とする。このとき であり、全確率の公式から したがって、(1)の2回後、(2)の3回後、(3)の任意の自然数 回後のいずれも、求める確率は 。
この問題で使う考え方
- 場合分け
- 全確率の公式
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