本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

九州大学/2018年度/前期

九州大学 2018年 数学 第2問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

九州大学2018年度第2問

この問題の解答は,解答紙27の定められた場所に記入しなさい。\ [問題]\ 原点を中心とする半径 33 の半円 C:x2+y2=9 (y≧0)C: x^{2}+y^{2}=9\ (y\geq0) 上の 22 点 PP と QQ に対し,線分 PQPQ を 2:12:1 に内分する点を RR とする。以下の問いに答えよ。\

(1) 点 PP の yy 座標と QQ の yy 座標が等しく,かつ PP の xx 座標は QQ の xx 座標より小さくなるように PP と QQ が動くものとする。このとき,線分 PRPR が通過してできる図形 SS の面積を求めよ。\

(2) 点 PP を (−3,0)(-3,0) に固定する。QQ が半円 CC 上を動くとき線分 PRPR が通過してできる図形 TT の面積を求めよ。\

(3) (1) の図形 SS から (2) の図形 TT を除いた図形と第 11 象限の共通部分を UU とする。UU を yy 軸のまわりに 11 回転させてできる回転体の体積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    [S]=3π[S]=3\pi
  • (2)
    [T]=2π[T]=2\pi
  • (3)
    V=π(2+4π3−33)\displaystyle V=\pi(2+\frac{4\pi}{3}-3\sqrt3)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

R=(P+2Q)/3R=(P+2Q)/3。PR上の点を X=P+λ(Q−P)X=P+\lambda(Q-P) とおけば 0≦λ≦2/30\le\lambda\le2/3。

(1) P=(−a,y),Q=(a,y)P=(-a,y),Q=(a,y)、a=9−y2a=\sqrt{9-y^2}、0≦y<30\le y<3。水平線上でPRが覆うのは −a≦x≦a/3-a\le x\le a/3、幅は 4a/34a/3。従って [S]=∫03439−y2 dy=43⋅9π4=3π.\displaystyle [S]=\int_0^3\frac43\sqrt{9-y^2}\,dy =\frac43\cdot\frac{9\pi}{4}=3\pi.

(2) P=(−3,0),Q=(u,v)P=(-3,0),Q=(u,v)、a=u+3≧0a=u+3\ge0 とする。Qが半円上なので a2+v2=6aa^2+v^2=6a。X=P+λ(Q−P)X=P+\lambda(Q-P) と置けば x+3=λa, y=λvx+3=\lambda a,\ y=\lambda v、従って b=x+3b=x+3 として b2+y2=6λb≦4b.b^2+y^2=6\lambda b\le4b. 逆に b>0, y≧0, b2+y2≦4bb>0,\ y\ge0,\ b^2+y^2\le4b なら λ=(b2+y2)/(6b)≦2/3\lambda=(b^2+y^2)/(6b)\le2/3 としてQを復元できる。b=0b=0 の場合はPだけである。よってTは (x+1)2+y2≦4, y≧0(x+1)^2+y^2\le4,\ y\ge0、中心(-1,0)・半径2の上半円盤。面積は 2π2\pi。

(3) 第1象限で SS は 0≦x≦9−y2/30\le x\le\sqrt{9-y^2}/3。Tについては 0≦x≦1,y2≦3−2x−x2.0\le x\le1,\qquad y^2\le3-2x-x^2. 従って 9x2+y2≦8x2−2x+3≦99x^2+y^2\le8x^2-2x+3\le9,後半は 9−(8x2−2x+3)=2(1−x)(4x+3)≧09-(8x^2-2x+3)=2(1-x)(4x+3)\ge0。 よって第1象限のTはSに含まれる。高さyでSの外半径は rS=9−y2/3r_S=\sqrt{9-y^2}/3。0≦y≦30\le y\le\sqrt3 でTの外半径は rT=4−y2−1r_T=\sqrt{4-y^2}-1、それ以降Tは第1象限にない。従って回転体積は V=π[∫03(rS2−rT2) dy+∫33rS2 dy].\displaystyle V=\pi\left[\int_0^{\sqrt3}(r_S^2-r_T^2)\,dy+ \int_{\sqrt3}^3r_S^2\,dy\right]. 第一積分の値は −193/9+4π/3-19\sqrt3/9+4\pi/3、第二は 2−83/92-8\sqrt3/9。和を整理して V=π(2+4π3−33).\displaystyle V=\pi\left(2+\frac{4\pi}{3}-3\sqrt3\right).

この問題で使う考え方

  • 内分点の位置ベクトル
  • 領域のパラメータ表示
  • 円盤法・ワッシャー法
  • 平方根積分

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。