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宮崎大学/2007年度

宮崎大学 2007年 数学 第3問解答・解説

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1問題

宮崎大学2007年度第3問

四面体 OABCOABC において、OB=OC=1, ∠AOB=∠BOC=∠COA=π3\displaystyle OB=OC=1,\ \angle AOB=\angle BOC=\angle COA=\frac{\pi}{3} とする。△OAC\triangle OAC の重心を GG、辺 ABAB を 1:21:2 に内分する点を PP、辺 OAOA の中点を QQ とし、2直線 OP,BQOP,BQ の交点を RR とする。OA→=a⃗, OB→=b⃗, OC→=c⃗\overrightarrow{OA}=\vec{a},\ \overrightarrow{OB}=\vec{b},\ \overrightarrow{OC}=\vec{c} とするとき、次の各問に答えよ。

(1) OR→\overrightarrow{OR} を a⃗,b⃗\vec{a},\vec{b} を用いて表せ。

(2) BG→⊥CR→\overrightarrow{BG}\perp\overrightarrow{CR} であるとき、OAOA の長さを求めよ。さらに、CRCR の長さを求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) OR→=2a⃗+b⃗5\displaystyle \overrightarrow{OR}=\frac{2\vec a+\vec b}{5}。 (2) OA=2OA=2、CR=215\displaystyle CR=\frac{\sqrt{21}}{5}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) AP:PB=1:2AP:PB=1:2 より、点 PP の位置ベクトルは OP→=2a⃗+b⃗3\displaystyle \overrightarrow{OP}=\frac{2\vec a+\vec b}{3} である。また、QQ は OAOA の中点なので OQ→=12a⃗\displaystyle \overrightarrow{OQ}=\frac{1}{2}\vec a である。RR は直線 OPOP 上にあるから、ある実数 tt を用いて OR→=t2a⃗+b⃗3\displaystyle \overrightarrow{OR}=t\frac{2\vec a+\vec b}{3} と表せる。一方、直線 BQBQ 上にもあるので、ある実数 ss を用いて OR→=b⃗+s(12a⃗−b⃗)\displaystyle \overrightarrow{OR}=\vec b+s(\frac{1}{2}\vec a-\vec b) と表せる。a⃗,b⃗\vec a,\vec b は平行でないから係数を比較して、2t3=s2,t3=1−s\displaystyle \frac{2t}{3}=\frac{s}{2},\quad \frac{t}{3}=1-s。前式から s=4t3\displaystyle s=\frac{4t}{3} であり、これを後式に代入すると t3=1−4t3\displaystyle \frac{t}{3}=1-\frac{4t}{3}、したがって t=35\displaystyle t=\frac{3}{5} となる。よって OR→=352a⃗+b⃗3=2a⃗+b⃗5\displaystyle \overrightarrow{OR}=\frac{3}{5}\frac{2\vec a+\vec b}{3}=\frac{2\vec a+\vec b}{5}。

(2) GG は三角形 OACOAC の重心なので OG→=a⃗+c⃗3\displaystyle \overrightarrow{OG}=\frac{\vec a+\vec c}{3}。したがって BG→=a⃗+c⃗−3b⃗3\displaystyle \overrightarrow{BG}=\frac{\vec a+\vec c-3\vec b}{3}、また (1) より CR→=2a⃗+b⃗−5c⃗5\displaystyle \overrightarrow{CR}=\frac{2\vec a+\vec b-5\vec c}{5} である。OA=xOA=x とおくと、与えられた長さと角から a⃗⋅b⃗=a⃗⋅c⃗=x2,b⃗⋅c⃗=12\displaystyle \vec a\cdot\vec b=\vec a\cdot\vec c=\frac{x}{2},\quad \vec b\cdot\vec c=\frac{1}{2}、∣b⃗∣=∣c⃗∣=1|\vec b|=|\vec c|=1 である。直交条件を内積で表して分母を払うと、 (a⃗+c⃗−3b⃗)⋅(2a⃗+b⃗−5c⃗)=0,2x2+x2−5x2+x+12−5−3x−3+152=0,2x2−4x=0.\displaystyle \begin{aligned}(\vec a+\vec c-3\vec b)\cdot(2\vec a+\vec b-5\vec c)&=0,\\2x^2+\frac{x}{2}-\frac{5x}{2}+x+\frac{1}{2}-5-3x-3+\frac{15}{2}&=0,\\2x^2-4x&=0.\end{aligned} ここで x=OA>0x=OA>0 だから、2x(x−2)=02x(x-2)=0 より x=2x=2 である。さらに、 25CR2=∣2a⃗+b⃗−5c⃗∣2=4∣a⃗∣2+∣b⃗∣2+25∣c⃗∣2+4a⃗⋅b⃗−20a⃗⋅c⃗−10b⃗⋅c⃗=4⋅4+1+25+4−20−5=21.\begin{aligned}25CR^2&=|2\vec a+\vec b-5\vec c|^2\\&=4|\vec a|^2+|\vec b|^2+25|\vec c|^2+4\vec a\cdot\vec b-20\vec a\cdot\vec c-10\vec b\cdot\vec c\\&=4\cdot4+1+25+4-20-5=21.\end{aligned} 長さは正なので、CR=215\displaystyle CR=\frac{\sqrt{21}}{5} である。

この問題で使う考え方

  • 内分点と中点の位置ベクトル
  • 係数比較
  • 重心
  • 内積による直交条件
  • ノルムの平方計算

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