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宮崎大学/2017年度/前期

宮崎大学 2017年 数学 第4問解答・解説

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1問題

宮崎大学2017年度第4問

媒介変数 tt を用いて x=cos⁡3t,y=sin⁡3t(0≦t≦π2)\displaystyle x=\cos^{3}t,\quad y=\sin^{3}t\quad\left(0\leq t\leq\frac{\pi}{2}\right) で表される曲線を CC とする。CC の概形は右図のようになる。このとき,次の各問に答えよ。

右向きのx軸と上向きのy軸を持つ座標平面に、y軸の目盛1からx軸の目盛1へ下降する曲線Cが描かれている。原点にO、両軸の目盛に1が記されている。

(1) 曲線 CC 上の点 A(18,338)\displaystyle A\left(\frac{1}{8},\frac{3\sqrt{3}}{8}\right) における CC の法線の方程式を求めよ。

(2) 曲線 CC の長さを求めよ。

(3) 曲線 CC と xx 軸および yy 軸で囲まれた図形を xx 軸のまわりに1回転させてできる立体の体積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)x−3y+1=0/(2)3/2/(3)16π/105(1) x-\sqrt{3}y+1=0 / (2) 3/2 / (3) 16\pi/105

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 点 AA は曲線 CC 上にあるので、cos⁡3t=18\displaystyle \cos^3 t=\frac18 より cos⁡t=12\displaystyle \cos t=\frac12 であり、0≦t≦π2\displaystyle 0\leq t\leq\frac{\pi}{2} から t=π3\displaystyle t=\frac{\pi}{3} である。このとき dxdt=−3cos⁡2tsin⁡t,dydt=3sin⁡2tcos⁡t\displaystyle \frac{dx}{dt}=-3\cos^2t\sin t,\qquad \frac{dy}{dt}=3\sin^2t\cos t であり、dxdt≠0\displaystyle \frac{dx}{dt}\neq 0 だから dydx=dy/dtdx/dt=−tan⁡t=−3.\displaystyle \frac{dy}{dx}=\frac{dy/dt}{dx/dt}=-\tan t=-\sqrt3. したがって法線の傾きは 13\displaystyle \frac{1}{\sqrt3} である。点 A(18,338)\displaystyle A\left(\frac18,\frac{3\sqrt3}{8}\right) を通るから、法線の方程式は y−338=13(x−18),\displaystyle y-\frac{3\sqrt3}{8}=\frac{1}{\sqrt3}\left(x-\frac18\right), すなわち x−3y+1=0x-\sqrt3y+1=0 である。

(2) 曲線の長さを LL とすると、媒介変数表示の弧長公式より L=∫0π/2(dxdt)2+(dydt)2 dt=3∫0π/2cos⁡4tsin⁡2t+sin⁡4tcos⁡2t dt=3∫0π/2sin⁡tcos⁡t dt=32.\displaystyle \begin{aligned} L&=\int_0^{\pi/2}\sqrt{\left(\frac{dx}{dt}\right)^2+\left(\frac{dy}{dt}\right)^2}\,dt\\ &=3\int_0^{\pi/2}\sqrt{\cos^4t\sin^2t+\sin^4t\cos^2t}\,dt\\ &=3\int_0^{\pi/2}\sin t\cos t\,dt=\frac32. \end{aligned} ここでは 0≦t≦π2\displaystyle 0\leq t\leq\frac{\pi}{2} なので sin⁡t,cos⁡t≧0\sin t,\cos t\geq0 を用いた。

(3) x=cos⁡3t, y=sin⁡3tx=\cos^3t,\ y=\sin^3t かつ 0≦t≦π2\displaystyle 0\leq t\leq\frac{\pi}{2} より、x2/3=cos⁡2t, y2/3=sin⁡2tx^{2/3}=\cos^2t,\ y^{2/3}=\sin^2t である。したがって曲線上では x2/3+y2/3=1x^{2/3}+y^{2/3}=1 となり、0≦x≦10\leq x\leq1 における回転半径は y=(1−x2/3)3/2y=(1-x^{2/3})^{3/2} である。よって体積 VV は V=π∫01y2 dx=π∫01(1−x2/3)3 dx=π∫01(1−3x2/3+3x4/3−x2)dx=π(1−95+97−13)=16π105.\displaystyle \begin{aligned} V&=\pi\int_0^1 y^2\,dx=\pi\int_0^1(1-x^{2/3})^3\,dx\\ &=\pi\int_0^1\left(1-3x^{2/3}+3x^{4/3}-x^2\right)dx\\ &=\pi\left(1-\frac95+\frac97-\frac13\right)=\frac{16\pi}{105}. \end{aligned}

この問題で使う考え方

  • 媒介変数の微分
  • 法線
  • 曲線の長さ
  • 回転体積

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