本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

宮崎大学/2017年度/前期

宮崎大学 2017年 数学 第2問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

宮崎大学2017年度第2問

座標平面において,xx 座標と yy 座標がともに整数である点を格子点という。nn を自然数とし,連立不等式 {x≧y2,x+y≦n(n+1)\left\{\begin{aligned} x&\geq y^{2},\\ x+y&\leq n(n+1) \end{aligned}\right. の表す領域を DnD_n とする。また,DnD_n に含まれる格子点の個数を ana_n とする。このとき,次の各問に答えよ。

(1) 領域 D2D_2 を座標平面上に図示し,a2a_2 を求めよ。

(2) 直線 x+y=n(n+1)x+y=n(n+1) 上にあり,DnD_n に含まれる格子点の個数を求めよ。

(3) an+1−ana_{n+1}-a_n を,nn を用いて表せ。

(4) ana_n を,nn を用いて表せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) D₂は −3≦y≦2-3\le y\le2 で y2≦x≦6−yy^2\le x\le6-y の領域、a2=26a_2=26。(2) 2n+22n+2個。(3) an+1−an=4n2+8n+6a_{n+1}-a_n=4n^2+8n+6。(4) an=2(n+1)(2n2+n+3)3\displaystyle a_n=\frac{2(n+1)(2n^2+n+3)}{3}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) n=2n=2 では y2≦x≦6−yy^2\le x\le 6-y。境界の交点は y2+y−6=0y^2+y-6=0 より y=−3,2y=-3,2、したがって領域は −3≦y≦2-3\le y\le2 の間で放物線 x=y2x=y^2 と直線 x=6−yx=6-y に挟まれる。各整数 y=−3,−2,−1,0,1,2y=-3,-2,-1,0,1,2 の行の点数は順に 1,5,7,7,5,11,5,7,7,5,1 なので a2=26a_2=26。

(2) 直線上では x=n(n+1)−yx=n(n+1)-y。これが x≧y2x\ge y^2 を満たす条件は y2+y−n(n+1)=(y−n)(y+n+1)≦0.y^2+y-n(n+1)=(y-n)(y+n+1)\le0. よって整数 yy は −n−1≦y≦n-n-1\le y\le n であり、個数は 2n+22n+2。

(3) DnD_n の各既存行 y=−n−1,…,ny=-n-1,\ldots,n では、上端が n(n+1)n(n+1) から (n+1)(n+2)(n+1)(n+2) に移るため整数点が各行に 2(n+1)2(n+1) 個増える。さらに新しい端の2行に各1点加わる。したがって an+1−an=(2n+2) 2(n+1)+2=4(n+1)2+2=4n2+8n+6.a_{n+1}-a_n=(2n+2)\,2(n+1)+2=4(n+1)^2+2=4n^2+8n+6.

(4) 各行の点数を足すと an=∑y=−n−1n(n(n+1)−y−y2+1).\displaystyle a_n=\sum\limits _{y=-n-1}^{n}\bigl(n(n+1)-y-y^2+1\bigr). ここで行数は 2n+22n+2、∑y=−n−1ny=−(n+1)\displaystyle \sum\limits _{y=-n-1}^{n}y=-(n+1)、∑y=−n−1ny2=(n+1)(2n2+4n+3)/3\displaystyle \sum\limits _{y=-n-1}^{n}y^2=(n+1)(2n^2+4n+3)/3。これを代入して整理すると an=2(n+1)(2n2+n+3)3.\displaystyle a_n=\frac{2(n+1)(2n^2+n+3)}3.

yyを整数に固定して行ごとの点数を数える。n=2n=2では各行の点数を足し、一般の境界直線上では許されるyyの範囲を求める。領域をDnD_nからDn+1D_{n+1}へ広げたときの追加点で差を出し、各行の個数を和にして一般項を求める。

この問題で使う考え方

  • 境界の交点計算
  • 行ごとの整数計数
  • 差分による漸化式
  • 等差数列・平方和

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。