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宮崎大学/2026年度/前期

宮崎大学 2026年 数学 第4問解答・解説

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1問題

宮崎大学2026年度第4問

四角形 ABCDABCD は, AB=7,BC=3,CD=5,DA=7,∠BAD=60∘\mathrm{AB}=7,\quad \mathrm{BC}=3,\quad \mathrm{CD}=5,\quad \mathrm{DA}=7,\quad \angle\mathrm{BAD}=60^{\circ} を満たしている。ACAC と BDBD の交点を EE とし,EE を通り ABAB と平行な直線と直線 DCDC の交点を FF とする。また,△ABC\triangle ABC の外接円に FF から2本の接線を引き,それらの接点をそれぞれ G, HG,\ H とする。このとき,次の各問に答えよ。

(1) DD は △ABC\triangle ABC の外接円上にあることを示せ。

(2) FE=FG=FHFE=FG=FH を示せ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) DDは三角形ABCABCの外接円上にある。(2) FE=FG=FH=218\displaystyle FE=FG=FH=\frac{21}8。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 三角形 ABDABD に余弦定理を用いると、 BD2=72+72−2⋅7⋅7cos⁡60∘=49BD^2=7^2+7^2-2\cdot7\cdot7\cos60^\circ=49 であるから、BD=7BD=7 となる。したがって、三角形 ABDABD は正三角形である。

三角形 BCDBCD でも余弦定理を用いると、 cos⁡∠BCD=32+52−722⋅3⋅5=−12\displaystyle \cos\angle BCD=\frac{3^2+5^2-7^2}{2\cdot3\cdot5}=-\frac12 となり、∠BCD=120∘\angle BCD=120^\circ である。対角線 ACAC と BDBD は EE で交わるので、A,CA,C は直線 BDBD の反対側にある。また、 ∠BAD+∠BCD=60∘+120∘=180∘\angle BAD+\angle BCD=60^\circ+120^\circ=180^\circ であるから、四角形 ABCDABCD は円に内接する。よって、DD は三角形 ABCABC の外接円上にある。

(2) 座標を B=(0,0)B=(0,0)、D=(7,0)D=(7,0) とし、AA を上側にとると、三角形 ABDABD が正三角形であることから A=(72,732)\displaystyle A=\left(\frac72,\frac{7\sqrt3}{2}\right) となる。C=(x,y)C=(x,y) とおくと、CC は直線 BDBD の下側にあるので y<0y<0 である。BC=3BC=3、CD=5CD=5 より x2+y2=9,(x−7)2+y2=25x^2+y^2=9,\qquad (x-7)^2+y^2=25 であり、両式の差から x=33/14x=33/14 を得る。これを代入して y2=675/196y^2=675/196 となるから、 C=(3314,−15314)\displaystyle C=\left(\frac{33}{14},-\frac{15\sqrt3}{14}\right) である。

直線 ACAC の傾きは 434\sqrt3 なので、その方程式は y=43(x−218)\displaystyle y=4\sqrt3\left(x-\frac{21}{8}\right) となる。したがって、直線 BDBD との交点は E=(21/8,0)E=(21/8,0) である。直線 ABAB の傾きは 3\sqrt3、直線 DCDC の傾きは 33/133\sqrt3/13 なので、FF を求める連立方程式は y=3(x−218),y=3313(x−7)\displaystyle y=\sqrt3\left(x-\frac{21}{8}\right),\qquad y=\frac{3\sqrt3}{13}(x-7) である。これを解くと、 F=(2116,−21316)\displaystyle F=\left(\frac{21}{16},-\frac{21\sqrt3}{16}\right) を得る。F,C,DF,C,D は一直線上にあり、その xx 座標は 2116<3314<7\displaystyle \frac{21}{16}<\frac{33}{14}<7 であるから、F,C,DF,C,D はこの順に並ぶ。よって FF は円の外側にあり、FC=FD−CDFC=FD-CD である。

距離の公式より、 FE=(2116)2+(21316)2=218,FD=(9116)2+(21316)2=498\displaystyle FE=\sqrt{\left(\frac{21}{16}\right)^2+ \left(\frac{21\sqrt3}{16}\right)^2} =\frac{21}{8}, \qquad FD=\sqrt{\left(\frac{91}{16}\right)^2+ \left(\frac{21\sqrt3}{16}\right)^2} =\frac{49}{8} となる。したがって、 FC=498−5=98\displaystyle FC=\frac{49}{8}-5=\frac98 である。(1)より C,DC,D は同じ外接円上にあり、FG,FHFG,FH はこの円の接線だから、方べきの定理より FG2=FH2=FC⋅FD=98⋅498=44164=FE2\displaystyle FG^2=FH^2=FC\cdot FD =\frac98\cdot\frac{49}{8} =\frac{441}{64}=FE^2 となる。いずれも正の長さなので、 FE=FG=FH=218\displaystyle \boxed{FE=FG=FH=\frac{21}{8}} が成り立つ。

この問題で使う考え方

  • 余弦定理
  • 円に内接する四角形
  • 直線の方程式と交点
  • 座標による距離
  • 方べきの定理

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