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長崎大学/2016年度/前期

長崎大学 2016年 数学 第4問解答・解説

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1問題

長崎大学2016年度第4問

1辺の長さが2の立方体 ABCD−EFGHABCD-EFGH がある。下の図1のように、2辺 BC,CDBC, CD 上に、BS=CT=x (0≦x≦2)BS=CT=x\ (0\leq x\leq2) を満たす点 S,TS,T をとる。このとき、三角形 ESTEST の面積の最大値と最小値を求めたい。以下の問いに答えよ。

図1は立方体ABCD-EFGHで、上面の手前右にA、奥右にB、奥左にC、手前左にD、対応する下面にE、F、G、Hがある。辺BC上のSとCD上のTは黒点で、STは実線、ESとETは破線で描かれ、辺CG、GH、GFも破線である。辺DHの左に長さ2の括弧があり、下に「図1」と表示される。
図2は三角形OPQで、Oが左下、Pが右下、Qが上に表示されている。OPとOQにはOから各頂点へ向かう矢印があり、それぞれベクトルp、qが表示され、Oの角にはθの角弧がある。下に「図2」と表示される。

(1) 右の図2を参考にして、三角形 OPQOPQ において OP→=p⃗,OQ→=q⃗\overrightarrow{OP}=\vec{p},\quad\overrightarrow{OQ}=\vec{q} とおくとき、三角形 OPQOPQ の面積は 12∣p⃗∣2∣q⃗∣2−(p⃗⋅q⃗)2\displaystyle \frac{1}{2}\sqrt{|\vec{p}|^{2}|\vec{q}|^{2}-(\vec{p}\cdot\vec{q})^{2}} と表されることを証明せよ。

(2) EF→=a⃗,EH→=b⃗,EA→=c⃗\overrightarrow{EF}=\vec{a},\quad\overrightarrow{EH}=\vec{b},\quad\overrightarrow{EA}=\vec{c} とおく。立方体の1辺の長さが2であることに注意して、ES→,ET→\overrightarrow{ES},\overrightarrow{ET} を a⃗,b⃗,c⃗\vec{a},\vec{b},\vec{c} および xx を用いて表せ。また、∣ES→∣2,∣ET→∣2|\overrightarrow{ES}|^{2},|\overrightarrow{ET}|^{2} を、それぞれ xx の式として表せ。さらに、ES→\overrightarrow{ES} と ET→\overrightarrow{ET} の内積 ES→⋅ET→\overrightarrow{ES}\cdot\overrightarrow{ET} は、xx によらない一定の値になることを示せ。

(3) 上の(1)を利用して三角形 ESTEST の面積 f(x)f(x) を求めよ。

(4) 0≦x≦20\leq x\leq2 の範囲で、f(x)f(x) の最大値と最小値を求めよ。また、そのときの xx の値も答えよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 三角形OPQOPQの面積は 12∣p⃗∣2∣q⃗∣2−(p⃗⋅q⃗)2\displaystyle \frac12\sqrt{|\vec p|^2|\vec q|^2-(\vec p\cdot\vec q)^2}。(2) ES→=a⃗+x2b⃗+c⃗\displaystyle \overrightarrow{ES}=\vec a+\frac{x}{2}\vec b+\vec c、ET→=(1−x2)a⃗+b⃗+c⃗\displaystyle \overrightarrow{ET}=(1-\frac{x}{2})\vec a+\vec b+\vec c、∣ES→∣2=x2+8|\overrightarrow{ES}|^2=x^2+8、∣ET→∣2=x2−4x+12|\overrightarrow{ET}|^2=x^2-4x+12、ES→⋅ET→=8\overrightarrow{ES}\cdot\overrightarrow{ET}=8。(3) f(x)=12x4−4x3+20x2−32x+32\displaystyle f(x)=\frac12\sqrt{x^4-4x^3+20x^2-32x+32}。(4) 最大値222\sqrt2(x=0,2x=0,2)、最小値172\displaystyle \frac{\sqrt{17}}2(x=1x=1)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

立方体辺長22・0≦x≦20\le x\le2を原文で確認。ES→=a⃗+x2b⃗+c⃗\displaystyle \overrightarrow{ES}=\vec a+\frac{x}{2}\vec b+\vec c、ET→=(1−x2)a⃗+b⃗+c⃗\displaystyle \overrightarrow{ET}=(1-\frac{x}{2})\vec a+\vec b+\vec cから∣ES→∣2=x2+8|\overrightarrow{ES}|^2=x^2+8、∣ET→∣2=x2−4x+12|\overrightarrow{ET}|^2=x^2-4x+12、ES→⋅ET→=8\overrightarrow{ES}\cdot\overrightarrow{ET}=8。面積公式よりf(x)=12x4−4x3+20x2−32x+32\displaystyle f(x)=\frac12\sqrt{x^4-4x^3+20x^2-32x+32}。t=x−1, u=t2t=x-1,\ u=t^2とすれば根号内=t4+14t2+17=u2+14u+17=t^4+14t^2+17=u^2+14u+17で単調増加、0≦u≦10\le u\le1。最小172\displaystyle \frac{\sqrt{17}}2はx=1x=1、最大222\sqrt2はx=0,2x=0,2。旧A094と現行答案、(1)の公式証明・全小問を照合。

この問題で使う考え方

  • 内積による面積公式
  • 直交座標ベクトル
  • 平方完成と単調性

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